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1月相場の特徴

1月は月足陽線になりやすい

1月は、例年月足陽線になりやすい傾向がある月です。基本的には、1,2,3月は月足陽線になりやすく、4月半ばで高値をつけて4月後半で決算に向けて調整する傾向があります。1月は新しいお金が入りやすい時期で、概ね20日あたりまでは新年のニューマネーが入りやすいです(ただし、それ以降は鈍化しやすい)。今はあまりアテになりませんが、1月には「1月効果(ジャニュアリー・エフェクト)とは」というアノマリーがありますので参考までに。

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1月の注意点

1月の注意点としては、12月上昇の反動で下がりやすい傾向のある月でもあり、3月期末に向けての調整期間ともなりやすい月でもあります。また、2月初旬には「節分天井彼岸底」というアノマリー(根拠はないが比較的当たりやすい経験則)があります。これは、新春からの強い相場は節分の時期まで続き、その後は彼岸の時期まで下落するというアノマリーですが、概ねこのアノマリーは当たることがありません。むしろ節分が底になることの方が多い傾向があります。というのも、このアノマリーはもともとお米の相場から来ているアノマリーで、お米の相場は「節分天井彼岸底」という言葉の通り、節分の時期に天井をつけ彼岸の時期に底を打っていたので、そのお米の相場が株式市場でもアノマリーとして伝わっているのです。日本の主要銘柄の相場は、近年12月に上昇する傾向が強くなったので、1月はその反動で下がりやすい傾向があります。1月は下がりやすい時期となるのが傾向で2月の節分の時期に天井をつけるのは難しいことが多いです。

銘柄選定

1月は、大型株値がさ株利益確定が出やすい月です。特に年末上昇していた銘柄は利益確定に押されやすいです。1-3月は、低位株小型株・低PBR本決算に向けての高配当の銘柄が上昇しやすい傾向があり、出遅れのバリュー株物色が活発になりやすい月です。日経平均や大型株、値がさ株は弱く推移しやすく、東証二部ジャスダック銘柄が狙い所としてはいいかと思います。ただし、配当のないような銘柄は上がりにくいので、配当が魅力的で成長・業績に期待が持てるバリュー株物色がベターかと思います。基本的に1-3月は配当や株主優待取りがメインとなります。ただし、1月第三週からの第3四半期決算で危ない結果が出そうな銘柄は避けるのが得策です(高配当銘柄は第3四半期決算が通過してから仕込んでも遅くないかもしれません。銘柄によります)。また、大きな流れがある年で、日経平均やTOPIXの指数が大きく変動するような年の場合は、それらに資金が向かってこないこともあるので、大きな流れを見ながら適宜判断すべきだと思います。投資家は効率を求めますので、日経平均やTOPIXが活況になった場合は、資金は大型株や値がさ株に向かいやすいです。

1月初旬

年末から大発会まで

  • 12月の年末、日本が休み入りした初日は海外市場が高くなりやすいことが比較的多いです。問題となるのはその後で、1月2日や3日あたりの相場は難しいです。2日も3日も高くなれば、その後必ず売られていってこいの相場となります。一方でその辺りが大人しい相場となっていれば、4日からは強くなりやすい傾向があります。

大発会

  • 年初の大発会は高く始まるのが市場のお約束事のようになっています。ただし、大発会は寄付きが天井となりやすい傾向がありますので、高く始まったからといって飛びつき買いは控えた方がいいと思います。また、市場では「大発会が安い年は1年を通して荒れやすい」いうアノマリーがありますので、大発会の相場は注意して見ておく必要があります。また、年末に株価が連騰していた場合は、大発会から利益確定売りに押されやすいですし、裁定解消売りも伴って下がりやすくなることがありますので注意が必要です。

年始の3-5日間

  • 日本では年始の3日間、米国では年始の5日間が1年の相場を決めると言われていますので、1月初旬の動きは注意深く見ておく必要があります。市場には縁起をかつぐ投資家が多く、年初の出足が悪いと1年が悪いと思いがちになり、年始から仕掛け的な売りが出ることもありますので注意が必要です。買いが膨らんでいる時などはそういった仕掛け的な売りが出やすいです。近年、1月初旬から中旬あたりに相場が反転(下落)しやすい傾向があるので注意が必要です。

1月中旬から下旬

第3四半期決算

  • 1月中旬から米国決算本格化。日本では第三週あたりから第3四半期決算が始まります。第3四半期決算は、例年大きな変化がない決算で、4つの四半期決算の中で一番注目されない決算です。本決算まで企業は業績を修正しないケースが多く、市場の決算プレーも少ない傾向があります。ただし、それまでに円安が進んでいれば、業績の上振れも期待できることが多いです。決算が落ち着くのが概ねバレンタイン辺りです。日銀総裁が代わる年は、その頃に次期総裁も固まり、補正予算も成立する時期となります。

中国に注意

  • 1月末は、中国の理財商品償還期限があります。デフォルト懸念が高まってリスク回避の円買いが進むことがありますので注意が必要です(円高になりやすい)。

動画で解説ーYouTubeー

[動画で解説] 1月相場の特徴

時期ごとの相場

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