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急激に価格が上昇・下落(急騰・急落)した場合どうなる?相場の見方(1から学ぶテクニカル指標)

チェックポイント

急激な価格の上昇・下落が起こった場合の相場の見方です。すなわち、急騰・急落が起こった場合、それが強い相場に移行するのかしないのかの見極め方です。急激な価格の上昇・下落が起こる前の状態、起こった後、どうなれば強い相場になるのか、強い相場が繰り返しやすいパターンって?など、内容盛りだくさんの記事になっています。サラッと書いてるように見えるかもしれませんが、全て重要なことですので、細かい所までしっかりチェックして、実際の相場を見て判断できるようになっていただければと思います。ちょっと内容を詰め込み過ぎたかもしれませんので、一つ一つ慎重に見てもらえたらと思います。

後半は、チャートパターンの話も出てきて、初心者の方にとっては、少し難しい内容があるかもしれませんが、トレンドフォロー(順張り)型のトレードをする場合は、これら全て熟知していて当然の内容になってます。逆張りをメインで行う投資家にとっても、強い相場、すなわち強いトレンドを見分けることができなければ、逆張りする度に失敗することになりますので、リンク先の解説記事などを読みながらしっかり把握してください。この基本をしっかり把握しておいて、イレギュラーな展開が起こった場合はどうするのかも考えておくとトレードの精度は高まると思います。イレギュラーな展開の相場に付き合うのか、付き合わないのか、事前に決めておくと、不明瞭なトレードのリスクを回避することができます。

ちなみに、これらの内容は、全て流動性の高い銘柄において通用しやすい見方ですので注意してください。

動画で解説ーYouTubeー

[動画で解説] 急激に価格が上昇・下落(急騰・急落)した場合どうなる?相場の見方(1から学ぶテクニカル指標)

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値幅を伴った急激な価格の上昇・下落(急騰・急落)

値幅を伴って急激に価格が上昇・下落した場合、良くも悪くも投資家の注目を集めます。それまで価格が緩やかに推移していたのであれば、期待値とともに注目度がアップします。ただし、急激な価格の上昇・下落にはいくつかの注意点がありますので、ここではそれを紹介します。

※ここでは「急激に価格が上昇した場合」に絞って紹介します。「急激に価格が下落した場合」は、この逆と考えて下さい。

急激な価格の上昇が起こった場合、それまでに仕込んでいた投資家はみんな大きな含み益を抱えており、その相場に乗れた投資家も十分な含み益を抱えています。そのため、多くの投資家が考える上値メドに価格が達した所で手仕舞いが入りやすいです。その後、新しく投資家の注目を集めることができなければ、一転して大きく下がりやすくなり、急激に上昇する前の水準まで価格が下落する展開にもなりやすいです。急激な価格の上昇は、すぐに上値メドと考えられる水準まで達するので、その点も注意して見ておく必要があります。
一方で、手仕舞いによる売りに抑えられながらも、下値の堅さが確認できた時は、再度価格の上昇が起こりやすくなります。

強い上昇相場になるケース

一般的には、急激な上昇から始まる相場より、緩やかな上昇をしていた状態から急激な価格の上昇に移行した場合の方が強い展開になりやすいです。期待値とともに人気が集まって本格的な上昇に移行している可能性があるからです。また、急激な上昇の後、下値の堅さを確認しながら横ばい、または緩やかな上昇へと移行すれば、長い上昇相場に入った可能性が高まります。

強い上昇相場は、

  • 横ばいor緩やかな上昇→急激な上昇→横ばいor緩やかな上昇→急激な上昇・・・

を繰り返しやすいです。このパターンを繰り返している間は、強い上昇相場と判断できます。

※ただし、長く強い上昇相場の初期であれば、急激な上昇から始まることが多いです。ただ、その急激な上昇は、この水準は安いと判断した投資家の値ごろ感による上昇なので、上げ幅は限られることが多いです。

一方、この強い上昇相場は、多くの場合「横ばいor緩やかな上昇」の状態から価格が下抜けて下落した時や、急激な価格下落が起こった場合に終わりやすいです。

さらに詳しく言うと、「横ばい」と「緩やかな上昇」は少し違う面があり、「横ばい」の方が、上値が重いことを示しています。横ばいの場合、横ばいの状態が長期化しやすいです。

他方、強い上昇相場が継続し、人気化して勢いが出た場合は、中途半端な上値メドなどの水準では止まりにくい展開になることもあります。ただし、その場合も、強い上値抵抗が出てくれば、急速に価格の転換が起こって、急激な下落が起こりやすいので注意が必要です。

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テクニカル指標の選択とチャートパターン

さて、先述の「強い上昇相場になるケース」になった場合、使うテクニカル指標は「トレンド系指標」がメインになりますが、トレンド系指標だと、「横ばいor緩やかな上昇」の状態の時に売りシグナルが出やすくなります。つまり「だましシグナル」が出やすくなります。ゆえに、この場合は、チャートパターンを重視した方がいいです。

「横ばいor緩やかな上昇→急激な上昇→横ばいor緩やかな上昇→急激な上昇・・・」

先述のこのパターンは、多くの場合「フラッグ型」や「ペナント型」のようなチャートパターンを築いていますので、そのシグナルに従ったトレードをした方が精度が高く、判断のミスが起こりにくいです(「フラッグ型」や「ペナント型」の詳しい解説は以下のページを参照してください)。

すなわち、フラッグ型やペナント型は、それまでのトレンドの休止の形ですので、フラッグ型やペナント型のレジスタンスラインを価格が上抜ければトレンド継続と判断し、フラッグ型やペナント型のサポートラインを価格が下抜けた場合は、トレンドの終了・手仕舞いと考えた方がいいです。

または、三尊天井ダブルトップトリプルトップVトップなどの天井形成のチャートパターンが形成されれば、トレンド終了・手仕舞いと考えた方がいいです。

逆に言えば、それらが出ない間は、上昇が終了していない可能性がありますので、再度上昇に転じる可能性が高まります。

それぞれのチャートパターンの解説やトレードに関する解説は、charTradeの以下のページを参照してください。

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