移動平均線の向きで見る売買ポイント(1から学ぶテクニカル指標)

「1から学ぶテクニカル指標」とは?

 

 

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チェックポイント!
移動平均線の向きに注目した売買ポイントの解説です。
移動平均線を使ったトレンド分析では基本中の基本ですので、しっかり把握してください。信頼度としてはゴールデンクロスやデッドクロスより劣りますが、移動平均線の動きは価格の動きに遅行しますので、相場転換のシグナルを早い段階で捉えるためにも必ずチェックしておいてください。また、その際に、どの移動平均線をアテにすればいいのかの解説も入れていますので、その選択の仕方などを参考にして、信頼度を高める移動平均線の見方をしてください。

 

移動平均線の向きを見る

移動平均線を使った分析は、「移動平均線の買いシグナルと売りシグナル」で紹介したグランビルの法則のシグナルを用いるのが有名で一般的ですが、その他にもたくさんあります。

ここでは、移動平均線の向きに注目した売買のポイントを紹介します。

移動平均線の向きに注目して売買のポイントを見る方法は、経験則による意味合いが強い方法と捉えるのが一般的ですが、移動平均線は、その向きを注目している投資家が多いことから重視されやすいです。

移動平均線の向きで見る売買のポイントの見方は比較的簡単で、

  • 下向きで推移していた移動平均線が上向きになった所が買いシグナル
  • 上向きで推移していた移動平均線が下向きになった所が売りシグナル

になります。

これは、例えば、移動平均線が上向きに転換すれば、投資家の注目を継続的に集めやすくなり、買いの圧力が強まりやすくなるという経験則による傾向が強いからです(下向きの場合はこの逆のことが言えます)。また、移動平均線はトレンド系指標の代表格であり、一定のトレンドに早い段階で乗っておきたいという投資家心理が反映されているということもできます。これは、移動平均線でトレンドを見る場合、価格の上昇の流れが出たと判断できるのは、移動平均線が上向きになった直後であるためです(移動平均線は上向きであれば上昇トレンド、下向きであれば下降トレンドを示します)。

移動平均線の向きに注目して売買のポイントを見る場合、注意しておきたいのは、どの期間の移動平均線を見るかです。25日移動平均線を見ればいいのか、200日移動平均線を見ればいいのか、といったことです。

銘柄によって価格の推移の仕方にクセがありますので一概に言えませんが、基本的な見方としては、例えば、下向きだった移動平均線が上向きになった時を買いシグナルとする場合、過去に、その移動平均線が下向きから上向きに転換した後、上昇へ勢いがつくことが多かったかや、その移動平均線は頻繁に上向きになったり下向きになったりを繰り返していないか等を見る必要があります。勢いがつかなかったり、頻繁に向きが変わっていれば、その移動平均線はアテになりませんので使えません。加えて、その移動平均線が上昇過程における調整局面で、しっかりとしたサポートラインになっていたかも見ておけば、信頼度は高まります。

 

注意点

ただし、移動平均線の向きで判断する場合、これらの条件をクリアする移動平均線は、比較的期間の長い移動平均線になると思います。注意しておきたいのは、移動平均線は、一定の流れが出た後でシグナルを出すので、トレンドの発生には遅行するということです。加えて、あまり長い期間で大きな上昇トレンドというのは滅多に発生しませんし、そのトレンドが発生するまで利益にならないことも多いので、注意が必要です。
これらも踏まえて、charTradeでは、移動平均線の向きだけでトレード判断するというのは、判断材料が少ないのでオススメしていません。向きは考慮する判断材料の一つとして捉えておくのが妥当だと思っており、移動平均線はいくつかの移動平均線を複合的に見て判断した方がいいと考えています。charTradeでは、移動平均線を使った仕掛けのタイミングや損切りポイント、利益確定ポイントを紹介しており、その他、たくさんの移動平均線の見方を紹介していますので参考にしてください。

 

 

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