移動平均線の買いシグナルと売りシグナル|charTrade(基礎編)

2018年7月25日

移動平均線とは

移動平均線(単純移動平均線)とは、過去の一定期間の終値の平均値を線グラフで表した線で、設定した期間の終値を合計して、その合計を期間で割って平均値を算出し描かれる線です。始値安値高値の平均を基にすることもできますが、終値で算出するのが一般的です。移動平均線と言えば、一般的には「単純移動平均線」のことを指します。

グランビルの法則

移動平均線は、米国のチャート分析家「ジョゼフ・E・グランビル氏」が考案したもので、移動平均線と価格の乖離や方向性を見て売買のポイントを判断する材料として考案されたのが「グランビルの法則(グランビルの8法則)」です。

移動平均線で判断する買いシグナルや売りシグナルは「グランビルの8法則」が一般的によく知られているため、ここではそれを紹介します。グランビルは、経験則として日々線と200日移動平均線を使っていますが、明確な理由はないため、それぞれ短期・中期移動平均線(短中期線)と、中期・長期移動平均線(中長期線)と判断してかまいません。

買いシグナル①

中長期線が下降して推移した後に、横ばい、もしくは上昇に転じた時に、短中期線が中長期線を上へ突き抜けた時、重要な買いシグナルとなる。これがゴールデンクロスのパターンです。

買いシグナル②

中長期線が上昇して推移し続けている時、短中期線が中長期線を下回ってきたが、中長期線が上昇し続けていれば、一時的な調整として押し目買いの買いシグナルとなる。

買いシグナル③

上昇している中長期線の上に短中期線があり、短中期線が下降して中長期線に接近してきたものの、中長期線を突き抜けずに再び上昇した場合は買増しシグナルとなる。

買いシグナル④

下降している中長期線の下で短中期線が下降していて、短中期線が中長期線から大きく乖離した時、買いシグナルとなる。すなわち、中長期線との下方乖離が大きくなった場合は、自律反発する可能性が高いので買いシグナル(逆張りシグナル)となる。

売りシグナル①

中長期線が上昇して推移した後に、横ばい、もしくは下降に転じた時に、短中期線が中長期線を下へ突き抜けた時、重要な売りシグナルとなる。これがデッドクロスのパターンです。

売りシグナル②

中長期線が下降して推移し続けている時、短中期線が中長期線を上回ってきたが、中長期線が下降を続けていれば戻り売りのシグナルとなる。

売りシグナル③

下降している中長期線の下に短中期線があり、短中期線が上昇して中長期線に接近してきたものの、中長期線を突き抜けずに再び下降した場合は売増しシグナルとなる。

売りシグナル④

上昇している中長期線の上で短中期線が上昇していて、短中期線が中長期線から大きく乖離した時、売りシグナルとなる。すなわち、中長期線との上方乖離が大きくなった場合は、自律反落する可能性が高いので売りシグナル(逆張りシグナル)となる。



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[動画で解説] 移動平均線の買いシグナルと売りシグナル|charTrade(基礎編)