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トレールを使った損切りポイントの引き上げと設定方法|charTrade(トレード手法)

基礎

トレールとは、「トレーリングストップ」、「トレールストップ」とも呼ばれる、ストップロスのために逆指値注文を置いておくだけでなく、相場が有利に動いた場合には、その分だけ逆指値価格を自動で動かす注文方法のことです。逆指値注文をより効率的に使うための注文方法です。

例えば、現在買いポジションがある場合は、相場の上昇に合わせて逆指値注文の価格を切り上げ、売りポジションがある場合は、相場の下落に合わせて逆指値注文の価格を切り下げてくれるのがトレール注文です。

トレール注文では、注文時にトレール幅を指定します。この幅が現在の相場の価格と逆指値注文の価格の差となります。これによって、損失は限定的になるとともに損失の最小化、さらに利益の最大化をはかれます。

具体的には、ある銘柄を株価1000円で買っていて「トレール幅を100円」に設定したとします。株価が上昇していれば、逆指値注文の価格が自動で切り上げて修正されながら追尾します。株価が1200円になったとしたら、逆指値注文の価格は1100円に切り上がることになります。そこでもし、株価が1100円に急落したとしたら、そこで自動的に売りの注文が発注されます。

上記の例のように、相場に合わせて最高価格(売りの場合は最低価格)を自動的に追尾して、その最高価格(最低価格)から指定したトレール幅でロスカットを執行するので、トレンドに上手く乗れた場合は利益の最大化を狙うことができます。

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charTradeにおけるトレールの捉え方

トレールは、損失を限定するだけでなく、利益を守るためにも使います。ただし、トレール幅を重要なレベルより上げてしまうと、いいトレンドに乗ったポジションを早く手仕舞う結果にもつながってしまうため注意を要します。
基本的には、charTradeでは、価格が高値を更新する度に関連するポイントを見直してトレール幅を決定すべきと考えていますが、トレールは金額や比率で設定するのも過度なリスクを回避するにはいい方法と考えています。どれだけの利益を確保したい、リスクはこの水準で留めたいといった観点で設定するのもいいと考えています。ただ、テクニカル分析的な理由がない所でストップロスが働いてしまったり、トレールは最高値・最安値で利益確定する、といったことはできないので注意が必要です。
charTradeでは、「charTrade(チャートレード)トップ・メニュー」の項目によっては、「この場合はトレールに切り替えた方がいい」といった具合に、適宜トレールを推奨している項目がありますので、参考にしていただければと思います。

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