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テクニカル指標の組み合わせ方(1から学ぶテクニカル指標)

チェックポイント

テクニカル指標は複数見ればいいというものではなく、その組み合わせ方にはポイントがありますので、しっかり押さえておきましょう。テクニカル指標は1つだけ使うのではなく、それぞれ長所と短所がありますので、いくつかのテクニカル指標を組み合わせて精度を上げるのが一般的です。

※テクニカル指標の長所と短所については、「トレンド系指標とは」「オシレーター系指標とは」のページを参照して下さい。

「1から学ぶテクニカル指標」とは?
価格の動きに合わせて買いシグナルや売りシグナルを出してくれるテクニカル指標を1から順に学んでいける解説記事です(動画解説もあります)。
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組み合わせ方のポイント

テクニカル指標は、基本的には実際に使ってみて成功確率が高いものを選択しますが、その組み合わせ方にはポイントがあります(ここでは補完として使う出来高系指標の話は省きます)。

  • 1つめは、トレンド系指標とオシレーター系指標の組み合わせ
  • 2つめは、トレンド系指標の組み合わせ

オシレーター系指標同士の組み合わせがないのが特徴です。オシレーター系指標を組み合わせても、トレンドが出た場合に通用しなくなりますので、上記の2つの組み合わせを用いた方がよいでしょう。それを踏まえて、それぞれの概要を紹介します。

トレンド系指標とオシレーター系指標の組み合わせ

トレンド系指標とオシレーター系指標の組み合わせの例としては、例えばMACDストキャスティクスがあります。MACDはトレンド系指標としても使えるため、MACDで月足週足トレンドを見て、日足のストキャスティクスで売買タイミングを見る、といった使い方があります。

トレンド系指標の組み合わせ

トレンド系指標の組み合わせの例としては、「トレンド系指標とは」で解説した”トレンドを把握するためのトレンド系指標”と、”売買タイミングをはかるトレンド系指標”を組み合わせる方法があります。例えば、DMIパラボリックを組み合わせて、DMIでトレンドを把握して、パラボリックで売買タイミングを見たり、両方でシグナルが出た場合のみ売買を仕掛けるといった方法が効果的になりやすいです。

テクニカル指標の組み合わせの注意点

テクニカル指標の組み合わせの注意点としては、テクニカル指標は複数使えば「だまし」は回避しやすくなりますが、多くすれば多くするほど、シグナルが複雑化しやすくなります。加えて、テクニカル指標には、短期向けのテクニカル指標と中長期向けのテクニカル指標があり、それぞれ最適なパラメーターの設定が異なります(テクニカル指標は、それぞれの作成者が短期売買向けに作っていたりします)。ゆえに、複数使ってもパラメーターの最適化がしにくくなるため、2、3種類を組み合わせて用いるのが妥当だと思います。

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