動画で解説ーYouTubeー
テクニカル指標は数多くの種類がありますが、大別するとトレンド系指標とオシレーター系指標の2つに分けることができ、トレンド系指標とオシレーター系指標の補完として出来高系指標を用いるのが一般的です(ここでは、補完として使う出来高系指標の話は省きます)。
テクニカル指標は、価格の値動きに合わせて売買シグナルを出してくれますが、それぞれのテクニカル指標は万能ではなく、機能する相場と機能しない相場があります。つまり、トレンド系指標が機能しやすい相場と、オシレーター系指標が機能しやすい相場があります。そのため、それぞれのテクニカル指標が得意とする相場に合わせて使い分ける必要があります。
あるテクニカル指標を使ったけれど「だまし」ばかりだった、という場合は、その時の相場に合わないテクニカル指標を使っていた可能性が高いです。
例えば、オシレーター系指標の代表格であるRSIを使って、価格が下落した時にRSIが買いシグナルを出したので買ったのに、さらに価格が下がって損失が出てしまった、といった場合です。オシレーター系指標は、振れ幅が大きく緩やかに上昇・下降している局面や、相場が揉み合って横ばいで推移している局面では強いですが、振れ幅が小さく急激に上昇・下降している局面は弱い指標ですので、恐らくオシレーター系指標が弱い局面でRSIを使っていたか、トレンド系指標が機能しやすい相場になっていた可能性が考えられます。
ゆえに、テクニカル指標を使う場合は、それぞれのテクニカル指標が得意とする相場を知っておく必要がありますので、ここでは、オシレーター系指標が得意な(有効な)相場を紹介します。
オシレーター系指標が得意な(有効な)相場
オシレーター系指標は、次のような局面が得意です。
- 振れ幅が大きく緩やかに上昇・下降している局面
- 振れ幅が大きく急激に上昇・下降している局面
- 横ばいの局面(振れ幅は大きい方がいい。ただ、小さくても機能しやすい)
つまり、オシレーター系指標は、「振れ幅が大きい相場」が得意なテクニカル指標です。これらの局面で逆張りする場合に有効に機能しやすいです。
逆に言えば、振れ幅が小さい相場は横ばい時を除いて弱いです。ただ、振れ幅が小さい相場は横ばい時と言っても、振れ幅が小さい横ばいの相場というのは、よほど出来高(できだか)が少なく人気がない銘柄でなければ、長くは続きにくいです。早い段階で上下どちらかに横ばいのレンジをブレイクアウトして、急激な上昇・下降をしやすく、オシレーター系指標が不得意な相場になりやすいので、機能するものの、使わない方がいいと思います。
1から学ぶテクニカル指標
- 「1から学ぶテクニカル指標」とは? NEW!
テクニカル指標ってなに?
- テクニカル指標ってなに? NEW!
- トレンド系指標とは NEW!
- オシレーター系指標とは NEW!
- 出来高系指標とは NEW!
- テクニカル指標の組み合わせ方 NEW!
相場とテクニカル指標
- トレンド系指標が有効な相場とは NEW!
- オシレーター系指標が有効な相場とは NEW!
- 価格が波のように動く意味 NEW!
- 振れ幅が小さい相場の特徴と見方・テクニカル指標の選択 NEW!
- 振れ幅が大きい相場の特徴と見方・テクニカル指標の選択 NEW!
- なぜジワジワ上がってドスンと下がる? NEW!
- 急激に価格が上昇・下落(急騰・急落)した場合どうなる?相場の見方 NEW!
テクニカル指標の解説
トレンド系指標
- 移動平均線 NEW!
ゴールデンクロス・デッドクロスーだましと信頼度の高い見方ー NEW!
グランビルの法則 NEW!
移動平均線の向きで見る売買ポイント NEW!
価格が移動平均線を上抜いた・下抜いた時の売買ポイントと注意点 NEW!
ゴールデンクロス前・デッドクロス前の売買ポイントと仕掛けのタイミング NEW! - エンベロープ NEW!
エンベロープを順張り・逆張りで使う NEW! - パラボリック NEW!
- 新値足 NEW!
- カギ足(値幅足) NEW!
オシレーター系指標
- モメンタム NEW!
- ROC NEW!
- DMI(見方と使い方)ーADXとADXRの解説ー NEW!
- %Rオシレーター(ウィリアムズ%R) NEW!
ガーベージトップ・ガーベージボトムとは NEW! - RSI NEW!
- RCI NEW!
- ストキャスティクス NEW!
ファストストキャスティクス・スローストキャスティクスとは NEW!
ストキャスティクスの強いシグナル NEW!
ストキャスティクスで押し目買い・戻り売りをする方法 NEW! - サイコロジカルライン NEW!
- ボラティリティを示すテクニカル指標 NEW!
標準偏差ボラティリティ NEW!
ヒストリカルボラティリティ NEW! - ダイバージェンスとは NEW!
- コンバージェンスとは NEW!
トレンド系+オシレーター系
- MACD NEW!
出来高系指標
- 出来高対応チャート NEW!
- 出来高移動平均線 NEW!
- 出来高回転率 NEW!
- OBV NEW!
- ボリュームレシオーーRSIと組み合わせて使うー NEW!
- 和光ボリュームレシオ(ワコーボリュームレシオ) NEW!
- 逆ウォッチ曲線(逆時計曲線) NEW!
- 価格帯別出来高 NEW!
- MFI
その他
- レシオケータ NEW!
- レシオケータで効率のいい売買をする方法 NEW!
charTrade(チャートレード)メニュー |
- charTrade(チャートレード)は、流動性が高い金融商品を投資対象としたトレード手法です。
- 下記「※必ずお読みください」に記載している内容のすべてをご理解・了承いただける方のみ参考にしてください。
- 以下の記事は上から順に読んでいただくとわかりやすいです。
事前準備 編
トレードの前に
仕掛けのタイミング 編
ローソク足
高値・安値
スパイク
だまし
移動平均線
- 価格が移動平均線を割った場合の仕掛けのタイミング
- 価格が移動平均線まで戻ってきた場合の仕掛けのタイミング
- 5日移動平均線を使った仕掛けのタイミング
- 10日移動平均線を使った仕掛けのタイミング
- 中期線・長期線を使った仕掛けのタイミング
- 100日・200日移動平均線を使った仕掛けのタイミング
トレンドライン
- トレンドライン(サポートライン・レジスタンスライン)の詳しい引き方
- トレンドライン(サポートライン・レジスタンスライン)を使った仕掛けのタイミング
- トレンドラインのブレイクアウトの「だまし」を利用した仕掛けのタイミング
フラッグ型
ペナント型
揉み合い相場
対称三角型
ボックス相場(レンジ相場)
ラウンド
ダブルトップ・ダブルボトム
窓(ギャップ)
アイランドリバーサル
三尊天井・逆三尊
Vトップ(V天井)・Vボトム(V底)
カップアンドハンドル
ボリンジャーバンド
ペンタゴンチャート
MACD
- MACDでトレンドを見る方法
- MACDでモメンタムを見る方法
- MACDで見る押し目買い・戻り売りの仕掛けのタイミング
- MACDで見るリバウンドを仕掛けるタイミング
- MACDで見る買増し・買戻しのポイント
押し目買い・戻り売り
保有中 編
保有中
ヘッジ
買増し・売増し 編
損切りポイント 編
相場反転ポイント
ローソク足
高値・安値
スパイク
移動平均線
トレンドライン
フラッグ型
ペナント型
揉み合い相場
対称三角型
ボックス相場(レンジ相場)
ラウンド
ダブルトップ・ダブルボトム
窓(ギャップ)
三尊天井・逆三尊
Vトップ(V天井)・Vボトム(V底)
カップアンドハンドル
ペンタゴンチャート
押し目買い・戻り売り
利益確定ポイント
値幅測定
売買高
- 売買高(出来高)で判断する利益確定ポイント
高値・安値
スパイク
- スパイクで仕掛けた場合の利益確定ポイント
トレンドライン
フラッグ型
ペナント型
窓(ギャップ)
三尊天井・逆三尊
カップアンドハンドル
ボリンジャーバンド
ペンタゴンチャート
MACD
RSI
逆行現象
押し目買い・戻り売り
基礎編(基礎をしっかり押さえておこう)
- 終値はなぜ重要?始値・安値・高値との違いと比較
- アノマリーはテクニカル分析の一つ
- 織り込み済みって何?現在の価格はコンセンサスではない(株・債券・為替などの価格の見方)
- テクニカル分析はなぜ間違う?価格は全てを織り込まない
- 再帰性理論(相互作用性理論・反射理論)とはージョージ・ソロス氏の投資理論ー
- トレンドの分析の仕方とその意味
- トレンドラインの引き方(基礎編)。どのトレンドラインが重要?選択の仕方
- 移動平均線の買いシグナルと売りシグナル
- 200日移動平均線とは(信頼度の高い移動平均線?)
- 価格はなぜ波のように上下ジグザグに動く?上値を試す・下値を試す意味 NEW!
- なぜジワジワ上がってドスンと下がる?リスク資産の典型的な形 NEW!
- 相場の特徴ー持ち合い(保ち合い)の期間とそれを崩す期間ー NEW!
建玉法ーピラミッディングー
- ピラミッディングとはー建玉法(建玉操作)・基本と注意点・ナンピンとの違い)ー NEW!
- スケールダウンピラミッディング(垂直型ピラミッディング・漸増型ピラミッディング・半規模積み増し型ピラミッディング)とは NEW!
- イコールポジションピラミッディング(同規模積み増し型ピラミッディング)とは NEW!
- リフレクティングピラミッディング(反射型ピラミッディング)とは NEW!
1から学ぶテクニカル指標
- 「1から学ぶテクニカル指標」とは? NEW!
テクニカル指標ってなに?
- テクニカル指標ってなに? NEW!
- トレンド系指標とは NEW!
- オシレーター系指標とは NEW!
- 出来高系指標とは NEW!
- テクニカル指標の組み合わせ方 NEW!
相場とテクニカル指標
- トレンド系指標が有効な相場とは NEW!
- オシレーター系指標が有効な相場とは NEW!
- 価格が波のように動く意味 NEW!
- 振れ幅が小さい相場の特徴と見方・テクニカル指標の選択 NEW!
- 振れ幅が大きい相場の特徴と見方・テクニカル指標の選択 NEW!
- なぜジワジワ上がってドスンと下がる? NEW!
- 急激に価格が上昇・下落(急騰・急落)した場合どうなる?相場の見方 NEW!
テクニカル指標の解説
トレンド系指標
- 移動平均線 NEW!
ゴールデンクロス・デッドクロスーだましと信頼度の高い見方ー NEW!
グランビルの法則 NEW!
移動平均線の向きで見る売買ポイント NEW!
価格が移動平均線を上抜いた・下抜いた時の売買ポイントと注意点 NEW!
ゴールデンクロス前・デッドクロス前の売買ポイントと仕掛けのタイミング NEW! - エンベロープ NEW!
エンベロープを順張り・逆張りで使う NEW! - パラボリック NEW!
- 新値足 NEW!
- カギ足(値幅足) NEW!
オシレーター系指標
- モメンタム NEW!
- ROC NEW!
- DMI(見方と使い方)ーADXとADXRの解説ー NEW!
- %Rオシレーター(ウィリアムズ%R) NEW!
ガーベージトップ・ガーベージボトムとは NEW! - RSI NEW!
- RCI NEW!
- ストキャスティクス NEW!
ファストストキャスティクス・スローストキャスティクスとは NEW!
ストキャスティクスの強いシグナル NEW!
ストキャスティクスで押し目買い・戻り売りをする方法 NEW! - サイコロジカルライン NEW!
- ボラティリティを示すテクニカル指標 NEW!
標準偏差ボラティリティ NEW!
ヒストリカルボラティリティ NEW! - ダイバージェンスとは NEW!
- コンバージェンスとは NEW!
トレンド系+オシレーター系
- MACD NEW!
出来高系指標
- 出来高対応チャート NEW!
- 出来高移動平均線 NEW!
- 出来高回転率 NEW!
- OBV NEW!
- ボリュームレシオーーRSIと組み合わせて使うー NEW!
- 和光ボリュームレシオ(ワコーボリュームレシオ) NEW!
- 逆ウォッチ曲線(逆時計曲線) NEW!
- 価格帯別出来高 NEW!
- MFI
その他
- レシオケータ NEW!
- レシオケータで効率のいい売買をする方法 NEW!