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フランス大統領選ーマクロン氏の特徴と公約している主な政策

エマニュエル・マクロン氏とは?

人物

  • 中道系独立候補(中道左派=穏健な左派/「小さな政府」志向の緊縮財政政策路線)
  • 元経済産業デジタル相(2014年 第二次マニュエル・ヴァルス内閣)
  • 高等教育機関の国立行政学院(ENA)卒、投資銀行勤務を経て閣僚。エリート路線。
  • 「制約や閉塞をなくす一方で弱者を守る社会を目指す」
  • 自由貿易促進のグローバリズムへの支持。開かれた欧州を重視。
  • 親欧州路線:仏独主導の欧州の防衛や投資を重視。移民・難民には欧州が一体となって対応すべきとの姿勢。
  • EUのエネルギー単一市場創設
  • 親イスラエル
  • ロシアへの制裁継続を支持

対米政策

  • トランプ政策に批判的
  • 保護主義的な政策は結果的に中間層の購買力を削ぐとしている。
  • 米国が欧州の輸出品に関税を課せば、欧州も対抗せざるを得ないと発言。
  • トランプ氏の環境保護に対する取り組みを批判。気候変動に関する合意を重視し「中国と極めて戦略的な提携関係を構築する」と発言。

公約

  • 法人税率を現行の33.3%から25%に引き下げ
  • 政府が過半数株式を持たない企業の株式を最大100億ユーロ売却。その調達資金を「産業・革新のための基金」の原資に充てる。
  • 単一通貨ユーロ維持、シェンゲン協定(欧州での人の自由移動の協定)維持。
  • 歳出削減と公共投資のバランス重視の構造改革を進め財政再建へ。2017年の財政赤字をGDP比2.9%にする。
  • 5年で最大12万人の公務員削減
  • 週35時間労働制の緩和で失業率を5年で7%にする。
  • 600億ユーロの歳出削減
  • 500億ユーロの公共投資
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