スケールダウンピラミッディング(垂直型ピラミッディング・漸増型ピラミッディング・半規模積み増し型ピラミッディング)とは|charTrade(基礎編)

2018年8月7日

スケールダウンピラミッディングとは

スケールダウンピラミッディングとは、日本では「垂直型ピラミッディング」や「漸増型ピラミッディング」、「半規模積み増し型ピラミッディング」と訳される、ピラミッディングの中でも最もポピュラーなタイプの建玉法のことです。ピラミッディングとは、日本では「利乗せ」や「乗せ商い」と訳される、米国では代表的な建玉法(建玉操作)のことです。簡単には、買い増しや売り増しの方法です。

スケールダウンピラミッディングの意味と特徴

スケールダウンピラミッディングは、買い増しや売り増しの量(ロット数)を次第に減らしながら、全体的なポジションを次第に増やしていく建玉法です。例えば、上昇トレンドでスケールダウンピラミッディングを用いた場合、買い増しの量を徐々に減らしていくことになるので、上にいくほど追加する量が少なくなり、ピラミッドのような形になります。

スケールダウンピラミッディングの方法と例

スケールダウンピラミッディングの最も一般的なやり方は、前の量の半分の量を積み増していくやり方です。例えば、上昇トレンドの初動で10枚買ったとすると、次に積み増すのは5枚、その次は2枚、その次は1枚と積み増していくのが最も一般的です。下降トレンドの場合も同じで、下降トレンドの初動で10枚売ったとすると、次に積み増すのは5枚、その次は2枚、その次は1枚と積み増していきます。

1枚の後はどうするのか?

上記の例では、最後は「1枚積み増す」となっています。それ以降に積み増す場合はどうすればいいのでしょうか?その場合、以降に積み増していくのは「1枚」です。1枚ずつを積み増していくことになります。

1枚を積み増すのはなぜ?その意味

ピラミッディングとは」のページの「ピラミッディングの基本と注意点」で解説しましたが、ピラミッディングは、ただの買い増しや売り増しとは違います。ストップロスオーダートレール注文をセットとする建玉法です。すなわち、必ずストップロスオーダーやトレール注文を入れて積み増していかなければならない建玉法です。

ゆえに、1枚の後に、積み増すのは「1枚」としているのは、相場が反転した場合に、損失となるのは、最後に積んだ1枚だけで、その1枚がストップロスオーダーに引っかかれば、それまで積んだポジションは全てが利益確定となって、そこで全て手仕舞いとなります。すなわち、損失が出るのは最後の1枚だけで、それまで積んでいたポジションは全て利益となります。

スケールダウンピラミッディングの問題点

スケールダウンピラミッディングで問題となるのは、一番最初に仕掛ける量を大きくしなければならないということです。ピラミッディングは、持ち合い(保ち合い)相場の時に使うのではなく、持ち合い相場のブレイクアウトで仕掛けて、以降、トレンドが発生すれば積み増していく建玉法ですので、トレンドの発生に自信が持てない段階で一番大きなポジションを持つのは、非常に難しい判断になります。それが最大の問題点と言えます。

回避方法

スケールダウンピラミッディングの問題点は、一番最初に仕掛ける量を大きくしなければならないことですが、その回避方法としては、最初の量を段階的に分けるということです。最初に10枚入れる所を、5枚にして2段階に分ける、といった方法になります。少し変形になってしまいますが、やりにくさを考えれば現実的な方法と言えます。

買い増しや売り増しを行うタイミング

実際の相場で、どのタイミングで買い増しや売り増しを行えばいいかは、charTradeの以下のページで、テクニカル分析に基づいたタイミングを紹介していますので、参考にしてください。

動画で解説ーYouTubeー

[動画で解説] スケールダウンピラミッディング(垂直型ピラミッディング・漸増型ピラミッディング・半規模積み増し型ピラミッディング)とは|charTrade(基礎編)