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10日移動平均線を使った仕掛けのタイミング|charTrade(トレード手法)

基礎

移動平均線とは、過去の一定期間の終値の平均値を線グラフで表した線で、設定した期間の終値を合計して、その合計を期間で割って平均値を算出し描かれる線です。始値や安値、高値の平均を基にすることもできますが、終値で算出するのが一般的です。トレンドがハッキリしている相場では移動平均は効果的にトレンドを識別する手段となります。ただし、ボックス相場や保ち合い相場ではだましが多くなるのが難点です。その他、移動平均線の特徴は「移動平均線の基礎知識」を参照してください。

例)10日移動平均線の場合
10日移動平均線は、過去10日分の価格の終値を合計して、その合計を10(期間)で割って算出したもので10日間の価格の平均値を表しています。

10日移動平均線を使った仕掛けのタイミング

  • 5日移動平均線は、短期の売買シグナルを示す指標として使いやすい傾向がありよく使われていますが、charTradeでは10日移動平均線を使ったトレード手法もお勧めしています。5日移動平均線は言い方を変えれば1週間の価格の平均値を表した移動平均線ですが、期間が短いため「だまし」多く発生しやすい傾向があります。そこで2週間の価格の平均値を表した移動平均線である10日移動平均線も合わせて使うことで短期売買の精度を高めます。10日移動平均線のトレード方法や見方は5日移動平均線と同様です。以下にそれを記します。ただし、10日移動平均線は期間が5日移動平均線より長いため、それだけ感応度が鈍くなる点は注意しておく必要があります。
  • 10日移動平均線が下向きから転換して上向きで終わると相場の強い形を示します。
  • 10日移動平均線を陽線(実体の半分以上)で抜いてきたときは一旦上がる可能性が高いので買いシグナルとなります。ただ、すぐに陰線が出たら上がらない可能性が高くなるのですぐ手仕舞いとするのが基本です。買った後に上昇すれば、おそらく上に下向きの25日移動平均線75日移動平均線があるので、その近辺で手仕舞うのが基本となります。
  • 価格が10日移動平均線の上で推移しているうちは買い持ちしておくのが基本です。価格が10日移動平均線を下抜けたり、10日移動平均線が下向きに転換した場合は手仕舞いのポイントとなります。10日移動平均線が横ばいになって陰線が多く発生してきた場合も手仕舞いのポイントとなります。
  • 価格が10日移動平均線の上で推移していても、上ヒゲで陰線が出れば下げを示唆する形ですので注意が必要です。
  • 一方、10日移動平均線の下にローソク足がある限りは上がりにくいです。
  • 相場が過熱している場合、短期的に価格と10日移動平均線の乖離率が大きくなることがあります。その場合、一旦相場が反発しやすい傾向があります。

5日移動平均線と10日移動平均線を使う

5日移動平均線と10日移動平均線は、併用することで短期売買のトレード判断ができます。5日移動平均線が10日移動平均線を下から上に抜いてくる、いわゆるゴールデンクロスをすれば短期的に価格が上昇しやすくなる傾向がありますので、一旦買いで乗るシグナルとして使えます。逆にデッドクロスすれば短期的に価格が下落しやすい傾向がありますので、一旦売りで乗るシグナルとして使えます。この場合、5日移動平均線が10日移動平均線を抜く角度がキツイほどその信頼度は上がります。角度が緩やかであれば信頼度は低いです。

※charTradeは、実際にトレードを仕掛ける場合の条件を設けています。「トレードを仕掛ける際の条件」を参照してください。

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