東京時間・欧州時間・NY時間の表
東京時間 | 欧州時間 | NY時間 | |
夏時間 | 9:00-15:00 | 16:00-0:30 | 22:00-5:15 |
冬時間 | 9:00-15:00 | 17:00-1:30 | 23:00-6:15 |
(表は日本時間で記載しています)
- 仲値における相場の特徴は「仲値で円安ドル高(ドル買い)が進みやすい理由とトレード法(五・十日のアノマリー)」を参照してください。
夏時間(サマータイム)・冬時間とは
夏時間とは、夏の期間中、標準の時間を1時間進める制度のことです。冬時間より1時間早く取引や経済指標の発表が行われます。冬時間とは、夏時間以外の標準時間の期間のことです。
- 米国の夏時間・・・3月第2日曜日午前2時から11月第1日曜日午前2時まで(米国時間)
- 米国の冬時間・・・11月第1日曜日午前2時から3月第2日曜日午前2時まで(米国時間)
東京時間とは?相場の特徴
東京時間とは、東京市場の時間帯のことをいい、9:00-15:00がそれにあたります。欧州・米国ともに現地時間では夜間となるため、東京の為替市場では一般的に実需の取引が活発となる時間帯です。仲値発表近辺の時間帯以外は、比較的揉み合い相場となることが多い傾向があり、材料がなければトレンドは出にくい時間帯です。
欧州時間とは?(ヨーロッパ時間とは?)相場の特徴
欧州時間とは、ロンドン市場の時間帯のことをいうのが一般的で、欧州勢の投機筋の売買が活性化する時間帯です。ロンドン市場は世界の取引高の40%前後を占めるとされているため、欧州時間から値動きが激しくなりやすい傾向があります。投機的な動きを中心に売買が活発となって流動性が高くなりやすく、短期的なトレンドが出やすい時間帯となるため、FXのトレーダーはこの時間帯から参入することが多い傾向があります。
NY時間とは?(ニューヨーク時間とは?)相場の特徴
NY時間とは、NY市場の時間帯のことをいい、NY株式市場の時間帯をいうこともあれば、CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)の時間帯をいう場合もあります。上記の表は、CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)の時間帯を記載していますが、この時間帯の中にNY株式市場の時間帯も含まれるため、上記の時間帯で考えておいてもらって差し支えないと思います。
ただし、米国の重要な経済指標は、夏時間であれば21:30、冬時間であれば22:30に公表されることが多く、その前後の時間帯は需給によって値動きが荒くなりやすいため、夏時間であれば21:00あたりから、冬時間であれば22:00あたりからの相場つきは注意して見ておく必要があります。
一般的に、欧州時間からNY時間の1時(日本時間)あたりまで、すなわち日本時間では夕方から深夜まで売買が活発になって短期的なトレンドが出やすい傾向があるため、FXではこの時間帯を中心にトレードする投資家が多いです。
- 外国為替市場の一日の時間別の相場の特徴は「FXの時間別の相場の特徴(外国為替市場の一日を表で解説)」で詳しく解説していますので参照してください。