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テクニカル分析はなぜ間違う?価格は全てを織り込まない|charTrade(基礎編)

テクニカル分析とは

テクニカル分析とは、過去の価格の値動きを分析して、これからの価格の値動きを予測する分析方法です。テクニカル分析は、価格の値動きの分析を行うことと、価格の値動き以外の分析を行うことです。”価格の値動き以外の分析”とは、売買代金出来高、サイクルなどを分析することを指しますが、これも結果的には価格の値動きを分析することに繋がりますので、テクニカル分析は、大きく”価格の値動きを分析すること”と捉えていて差し支えないです。

テクニカル分析は、過去の価格の値動きを分析することから始まります。そこからこれからの価格の値動きを予測する分析方法ですので、将来のファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)の変化は先読みできません。ただ、ファンダメンタルズの変化はチャート上に現れますのでそれは読み取ることができます。

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価格は全てを織り込まない

価格の変動はファンダメンタルズを原動力としますので、ファンダメンタルズの変化は価格に現れ、それはチャート上に残されます。テクニカル分析は、それを過去と照らし合わせて分析し、将来を予測する分析方法ですので、前提としているのは、過去の価格や売買代金、出来高、サイクルなどです。テクニカル分析が前提とする「過去」というのは、基本的には「ファンダメンタルズを織り込んでいる」と解釈しています。すなわち、”織り込み済み”が前提です。

織り込み済みって何?現在の価格はコンセンサスではない(株・債券・為替などの価格の見方)」で説明しましたが、実際、ファンダメンタルズは確実なモデルに基づいた分析はなく、複合的であって完全なものはありませんので、価格が全てを織り込むということは考えにくいです。価格の変動はファンダメンタルズを原動力としますが、ファンダメンタルズが完全でない以上、大きく間違えることもありますし、全てを織り込んでいるわけでもないので、「織り込み済み」を前提としているテクニカル分析は間違うことがあります。ファンダメンタルズが大きく違ってくれば違ってくるほど、多くの投資家が前提としていた条件が大きく変わりますので相場は大きく変動することになります。

動画で解説ーYouTubeー

[動画で解説] テクニカル分析はなぜ間違う?価格は全てを織り込まない|charTrade(基礎編)

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