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ヘッジのかけ方|charTrade(トレード手法)

基礎

ヘッジ(hedge)とは、投資のリスクを相殺するために行う取引のことです。広義では、特定のリスクを持つエクスポージャーの損失を回避するために行う取引のことです。 「リスクヘッジ」とも呼ばれます。 投資は、今後価格が上がると予想すれば買いから入り、下がると予想すれば売りから入ります。しかし、相場は思惑通りに動くとは限らず、思惑と反対の方向へ動いて損失を被ることがあります。そのリスクを避けるために行うのがヘッジです。

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ヘッジのかけ方

charTradeでは、実際にトレードを仕掛ける場合の条件を設けており(「トレードを仕掛ける際の条件」を参照)、テクニカル分析の観点から、確率の高い方へ仕掛けるトレードを行います。すなわち、charTradeは、テクニカル分析に基づくいくつかの根拠を基に仕掛けるタイミングをはかり、実際に仕掛けます。しかし、完璧なテクニカル分析はありませんので、思惑とは逆の方向に相場が動くこともあります。その場合、損切りするか、利益確定するか、ヘッジをかけるかの選択になりますが、ここでは、charTradeにおける「ヘッジのかけ方」について解説します。


charTradeでは、思惑通りの方向に価格が進むと見込んでいるが、逆の方向に価格が動いた場合、ヘッジをかけるタイミングとしています。例えば、買いで入って価格が上昇しているが少し下げた、もしくは、売りで入って価格が下降しているが少し上げた、といった場合、ヘッジをかけるタイミングとしています。

「買いで入って価格が上昇しているが少し下げた」場合を例に解説しますが、charTradeでは、テクニカル分析に基づくいくつかの根拠を基に仕掛けているので、価格はまだ上がると見込んでいる、しかし少し下げた、だから売りのヘッジを入れる。
これは、価格がまだ上がると見込んでいるが、このまま価格が下がってしまうかもしれないので入れるヘッジです。基本的なヘッジを入れるポイントとしては、強い上昇トレンドに乗っているのであれば、5日移動平均線より価格が推移しやすいので、5日移動平均線を陰線で明確に割った所で売りのヘッジを入れるなどです。もしくは、前回の安値を割った所で売りのヘッジを入れるのが基本です。

ただし、このヘッジには重要なことがあって、上記の通り「価格がまだ上がると見込んでいる」場合に限ります。上昇トレンドにおいて押し目としてサポートとなりやすいは、5日移動平均線、10日移動平均線、ボリンジャーバンドの+1σですので、5日移動平均線は割ったが、10日移動平均線やボリンジャーバンドの+1σで反発して上昇トレンドは継続しそうだ、と見込んでいたり、5日移動平均線を陰線で割ったが、大きな下ヒゲがついている等、あまり明確には割った感じではない、といった場合です(「陰線で明確に割る」とは、ローソク足実体が半分以上割っている状態を指しています)。

一方、価格がもう上がると見込めない場合は、ヘッジをかけずに買いポジションを落として、途転する等を検討した方がいいです。「価格がもう上がると見込めない場合」というのは、明らかな大陰線が出た等、モメンタムを伴ったトレンド転換が予想される時などがそれにあたります。

ただ、こられはあくまで一例ですので、このパターンの限りではありませんし、全ての状況におけるヘッジのかけ方を解説することは不可能ですが、「思惑通りの方向に価格が進むと見込んでいるが、逆の方向に価格が動いた場合、ヘッジをかける」ことが、charTradeにおける「ヘッジのかけ方」の基本です。

ヘッジを外すタイミング

引き続き、上記を例にして「ヘッジを外すタイミング」を解説すると、ヘッジをかけた後に、再度価格が上昇して、前回高値を上抜いてきた所が売りのヘッジを外すタイミングとなります。「売りのヘッジを外すタイミング」を簡単に言うと、ヘッジは、思惑とは逆の方向に価格が進んだ時に入れるので、当初の思惑通りの方向に価格が進んだ時にヘッジを外すのが基本です。この場合、ヘッジを外す際の注意点としては、買い値や売り値にはこだわらないことがポイントです。当初の思惑通りの方向に価格が進んだ場合、トレンドが継続していますので、買い値や売り値にはこだわって、ヘッジを外すタイミングを逃すと、収益が上がりにくくなるためです。また、ヘッジを外すタイミングが遅くなれば、トレンドの終盤でヘッジを外してしまう可能性も高まり、含み益が減る可能性が高まるからです。

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