金利体系とは

 

 

金利体系とは

金利体系(きんりたいけい:structure of interest rate)とは、多種ある諸金利の間にある一定の高低関係のことです。「金利構造」とも呼ばれています。

 

例えば、銀行の場合、銀行の預金金利は貸出金利より高くなければ銀行の収益はマイナスになってしまいます。また、企業の場合であれば、社債で資金を調達する場合につく金利が、銀行から借入るときにつく金利より低ければ、企業は銀行からお金を借りようとは思いませんので、銀行の企業向けの貸出がなくなってしまいます。

金利は様々な種類がありますが、各種の金利の間には、このように一定の高低関係があり、これを金利体系といいます。

この他にも、銀行預金でつく金利と郵便貯金でつく金利は一定でなければ預金をしたい人が偏ってしまって、金融の秩序が保たれなくなりますし、銀行は日本銀行中央銀行)から借り入れた資金で企業にお金を貸し出していますが、借り入れた際につく金利が貸し出しの際につく金利より高ければ、銀行の収益がマイナスとなってしまいます。ゆえに、一定の高低関係が必要なのです。
また、同じような金融取引の際につく金利が異なった場合、偏った資金移動が引き起こってしまい金融市場の秩序が乱れることに繋がってしまうため、同じような金融取引の際につく金利は、市場参加者によって互いに裁定され、秩序が保たれています。

このような金利体系から、例えば、ある国の長期金利が変動すれば、住宅ローンの貸出金利が変動したり、企業向けの貸出金利が変動したり、5年物の利付債表面利率が変動するなど、様々な金利が変動することになります。



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