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ドイツ銀行って危ないの?破綻したらどうなる?問題をわかりやすく簡単に解説

ドイツ銀行のリストラ

2019年7月24日に以下のようなドイツ銀行のヘッドラインが出てきました。

  • 2019年7月24日、ドイツ銀行が19年4-6月に31億ユーロの最終赤字になったと発表。再建計画に伴うリストラ費用が34億ユーロに膨らんだことが影響した。それを除いた最終損益は2億3100万ユーロの黒字としている。ただ、前年同期は4億100万ユーロであったため、今後収益力を回復できるかが問題。

これまで姉妹サイト「株初心者のための株式投資と相場分析方法」のトップページ(スマホの場合は「注目記事」のページ)のドイツの欄でも、ドイツ銀行のことをたくさん載せてましたし、当サイトや姉妹サイトでもこれまで危ないのはドイツ銀行って書いてましたので、この辺でドイツ銀行の問題について書いてみようと思います。日本株やってたらドイツ銀行はお馴染みで、みなさんよく知っておられると思います。アジアから撤退で寂しがっておられる方も多いんじゃないかなぁと思いますが、どうでしょうか。

さて、このヘッドラインだけ見るとリストラってことですが、金融業界のリストラの流れはこれから世界的になってきますので見ておいた方がいいです。

今日はドイツ銀行はなんでこんなことになってるのか、ドイツ銀行ってなんで危ないのか、それってすごいリスクなの?ヤバイの?って話です。一応、ドイツ銀行の株価も入れておきます。って2013年からのものしか載せれないので、もっと欲しい方はネットのどっかで拾ってください。

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ドイツ銀行の株価

日足ですが、見てわかる通りボロ株です。

ドイツ銀行は危ない?破綻したらどうなる?

ドイツ銀行は、そもそもは商業銀行です。そこから投資銀行業務に手出して上手く行ってましたが、リーマンショック起こって状況一変。ビックリしてヤバイヤバイってことになって、デリバティブのトレーディングに力入れたのですが、それもボコってしまって損失拡大。そのためこういったリストラの流れになってます。レバレッジかけすぎたトレーディングが失敗して悲惨な状態です。

ドイツ銀行がしんどいのは、今後収益力を回復できる策がない所です。リストラ以外ないっていうことです。マイナス金利下でもありますし。メルケル首相も助ける気ないって言ってましたし、デリバティブとCDSの残高が多すぎる点もあって、それは米国の銀行も同じで、JPモルガンやゴールドマンなど大手銀のデリバティブの残高はドイツ銀行と同様にそれぞれ50兆ドルを超えてると言われていて持ち過ぎの状態になってます。

ドイツ銀行の場合は、負債が260兆円超と言われてます。収益力が回復できず自滅していく可能性がありますし、相場急落でデリバティブ多く抱えてる銀行ヤバイんじゃないかってことになる可能性もありますが、なんにせよ破綻って流れになれば、それを機に債務危機勃発、リーマンショックどころの騒ぎじゃ済まないぞってことはよくよく言われていることです。だからドイツ銀行の動向は見ておくべきですし、ドイツ政府はどうするのか?助けるのか?っていう動向も並行して見ておきたい所です。

ということで、ドイツ銀行が破綻したらヤバイですが、米国の銀行もデリバティブ残高が多過ぎるので、そうなった場合には、ゴールドマンサックスやシティ、JPモルガンなども暴落する流れになりやすいのは予測がつきやすいです。って、世界的に大暴落になると思いますが・・・。

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