トルコ中央銀行利上げで年15%。金融政策転換?リラ買いの流れは?

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トルコ中央銀行が4.75%の利上げ

19日の米国株は、米新規失業保険申請件数増加で下落したものの、

  • 2020年11月19日、シューマー院内総務が「共和党上院トップのマコネル院内総務は新型コロナウイルスのまん延に対応するための追加の経済対策に関する民主党との協議を再開することで合意した」と発言したとCNBCが報じた。

で戻す展開。相場的にはあまり大した展開でもないので。今日はトルコリラの話を中心に。トルコ中央銀行インフレ以上の利上げしてきましたから注目どころです。

  • 2020年11月19日、トルコ中央銀行は、金融政策決定会合で政策金利の1週間物レポ金利を4.75%引き上げ、年15%にすると発表。利上げ幅は2018年9月の6.25%以来の大きさ。声明ではインフレ抑制のために透明で力強い金融引き締めが必要だとの考えを示し、市中銀行に資金供給する際に適用する金利を政策金利に一本化することも決めた。これまで政策金利は抑えつつ、より高い金利である後期流動性貸出金利での貸出を増やすことで金融機関の資金調達コストを実施的に引き上げていた。

一応、リラ円の週足載せておきます。

トルコ中央銀行は、直近で総裁がナジ・アーバル氏にかわって、アーバル氏は物価安定のために何でもやるって言ってましたので、そこからモメンタム伴ってリラ買いが入って、日足ベースでボリンジャーバンド+1σをキープしながら短期トレンドの転換も出ず、金融政策決定会合待ちの状態でした。アーバル氏はエルドアン大統領と近い人物とされていて、エルドアン氏は利上げ嫌がってますから中銀が金融政策転換できるか注目でしたが、しっかり利上げしてきた恰好です。インフレ以上に上げてきましたので、リラ買いは当然の流れ。ただ、そもそもエルドアン氏は中銀の総裁の更迭をバンバンしてきますので、中銀の独立性もくそもなく、直近18日に「金利高いのはダメ」と言ってますので、また利下げ圧力かけてくるかもって所です。

というわけで、エルドアン氏次第ってのもありますが、しっかり利上げしてきましたのでリラ高続くだろうなという所ですが、トルコリラに関してはずっと書いてる通り、底値形成のチャートパターンが出るまで買いで入らないってのは徹底した方がいいと思います。ここまで強烈な下降トレンド形成してきましたからね。底値形成のチャートパターンは確認しなきゃならんです。トルコリラは高金利が魅力で日本の投資家中心に人気でしたが、強烈な下降トレンドでみんなやられてるってやつで、底値形成のチャートパターン出てないのに買い入れるからそうなってるってやつです。筆者は数年にわたって底値形成のチャートパターンが出るまで手出しちゃダメってのは言い続けてたのはブログの通りですが。

トルコは、新型コロナもそうですが、ガス田開発でEUとバトってますし、そもそもファンダメンタルズがダメ。対外収支なんとかしないとって所でしたが、今回しっかり利上げしてきて15%にしてきました。インフレが12%程度でインフレ以上に利上げしてきたので実質金利がプラスになる。ゆえに、金利が低いって懸念はなくなりますし、金利が上がって景気が悪くなって輸入抑制すれば経常収支も改善するので、リラ買いは普通の流れ。金融政策の転換を示せた恰好だと思います。ただ、そうは言っても、ここまで綺麗すぎる強烈な下降トレンド出しまくってきた相場ですので、底値形成のチャートパターンが出るまでダメです。超短期で短期トレンドの転換が出るまで押し目買いでバンバンやって、短期トレンドの転換が出ればやめるってのはいいと思いますし、超短期は何でもアリなので筆者もそれはやってますが、それは超短期、スキャルピングだけの話で、そもそも損切りの技術が身についてない方はそもやらない方がいいです。あくまで底値形成のチャートパターンが出るまではダメってのが基本です。高金利は魅力ですが、高金利ってことはそれだけリスクがあるってことですしね。トレードの技術が身についてない方が高金利商品に手を出しがちですが、それは逆です。ハイリスクハイリターンですから、リスク管理が出来ず、損切りが徹底できない方はハイリスク商品に手を出しちゃダメです。