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日本の政策は米国寄り?欧州寄り?

※この記事は「2016.10.5」に掲載したブログの内容です。

筆者はですねぇ、黒田総裁まぁまぁ好きなんです。批判多いですけどやることやってるなぁと思いますし、ちょいちょい正直な感想言ったりもするんですよね。前にバーナンキ氏が来たあたりで、なんで物価上がらないんだろう、とか言ってませんでした?笑 確か東大首席だったと思うし、日銀総裁だからそれ言っていいのかなって思ったんですけど、時々人柄出るんですよね。前回の総裁会見の時も、声を荒げた記者への対応もおっとりしてる感じしたし、何かの番組で日銀総裁辞めた後は何するんですか?って聞かれてて、歳も歳だからあれだけど、大学の教授がいいかなぁって言ってました。前に教授やってたのかな?その時、若い人に教えるのが楽しかった、って言ってて、なんか失礼な言い方ですけど可愛らしさのある人だなぁと思いました筆者は。

まぁ人柄でどうってことはないんですが、内閣や日銀の人達の人柄を筆者は結構見てます。人柄っていうかブレる人かブレない人か見るようにしてます。ブレるかブレないかは信念の有無で決まると思ってますので、信念の有無を意識するようにしてます。
過去の話ですが、筆者は安倍内閣で残念だったなぁと思うのは甘利氏の辞任でした。甘利氏の辞任がキッカケで筆者はマイナス金利導入を示唆できましたので、筆者にとっては大金星だったのですが、辞任はとても残念でした。想像ですが、あの時期おそらく甘利氏は利害関係なく国のために働いてくれてたように思います。甘利氏は一回内閣をやめようとしたんですよね。ガンで。でも首相が辞任を受け付けなくて手術後に帰ってきてくれと言って、手術後に帰ってきた経緯があったと思います。そんな方なので、過去は知らないですけどここからは信念持って国のために働いてくれると思ってました。で、その後、金銭授受問題が出てきて辞めなきゃならないってことになって、筆者は残念でした。時期的にTPP大事な時だったしタイミング悪かったですよね。ただ、甘利氏が辞任を表明した日が、あれ?なんかおかしいなって思ったんです。確かあの時、甘利氏が辞任を表明するには早過ぎたんです。確か1~2週間まだ全然余裕あったはずなんです。なのに早めに辞任してきた。これは絶対何かあると思いました。今甘利氏が国の迷惑になるような辞め方はしない、と踏みました。日程的には後に日銀会合が控えてたので、その時これじゃないかなって思いました。日銀会合で大きな政策転換があるから、ここで辞任を表明したんだって。

筆者は、それ以前から日本はマイナス金利に踏み込むんじゃないかと思ってました。簡単な予測なんですけど、これまでの日本の金融政策って欧州寄りの傾向が強いです。まぁ、欧州寄りか米国寄りしかないんですけど、米国寄りって民主党寄りってことで、バブルを作って多少放置してしまうっていう、言うなればオーバーシュート型なんですよね。バブルになっても放置してその間に成長力を加速させるって方法です。これってそのうち崩れちゃうんですけど、米国はその繰り返しをすることが多いです。一方で、欧州寄りはバブルをビビった政策というか、ジワジワ上げていこうって政策を取ることが多いです。
欧州は既にマイナス金利導入してましたから、日本もその路線でいくんじゃないかって簡単に予測してました。日本は金融仲介の国ですから、これ効くぜ!と思ってましたし、悪口なるから伏せますが、筆者は日本の金融システムはいかんなぁと思う部分があって、そこにも効く気がしてたので、姉妹サイトの「株初心者の~」でマイナス金利示唆してたんですけど、甘利氏の辞任のタイミングがジャストだったので、予測当たった~ってことになりました。人柄見てるとたまにそういうことありますので、筆者は意識するようにしてます。ほぼ想像ですけどね。笑 新聞読むの好きですから、そんなのも色々想像しながら読んでます。ただ、マイナス金利で円高進むと思ってませんでしたので、そこはめっちゃ外しましたけどね。笑

さて、もう一つ書きたいことがあります。前から書いてますが、筆者は9月の日銀の政策転換は大きな転換だと思ってます。オーバーシュート型コミットメントもそうですが、政策が米国寄りになった気がするんです。イールドカーブコントロールヘリコプターマネーの前段階だと思いますから、無理にでもバブル作る気だと見れます。もしくは大きなリスクへの備え。
また、今年に入ってからアベノミクスは終わったって声が多いですが、筆者はまだ全然続いていると思ってます。続いてるというか終わらせてないです。チャートでアベノミクス相場の半値を割ったら終わったと見ますが、割ってないので終わってないです。終わらせてないです。民がデフレマインドだから官がリードするって麻生氏が言ってましたしね。3本の矢ってのは1本しかダメだったと思いますが、おそらく「アベノミクスⅡ」みたいなのがくると見てます。第2章みたいなのが。それがヘリコプターマネーだと思ってるのですが、米国寄りに転換したのなら、バブルを作ってくると思います。その時は、しっかり買いかなぁと思ってます。インフレ気味になってきたら名目的に株価も上がりますしね。まぁでも、なんもかんも成長戦略なんだと思いますが。
米国以外に景気いいとこないんですよね。今米国は利上げに向いていて、過熱感を抑えていこうという時期ですし、いずれクラッシュくるんだと思います。その時に、世界の経済のけん引役になるのが日本なんじゃないかなって想像します。前は中国がその役やりましたし、米国もやった。欧州はブレグジット問題がでてきて動きにくい。可能性あるの日本が高いように思うんですよね。穿った見方をすれば、オリンピックがなぜ東京にきたのか・・・ってのも考えるとそうなんじゃないかなって思えます。ただ、インドも可能性あると思うんですよね。急速に法律変えてシステム変えたりしてますから可能性あるんですけど、システムのインフラの面で時間かかるような気がするんですよね。だから日本かなって。あ~、そう考えると、日本が本格的に動くのはクラッシュ後?になる?結構時間かかるかなぁ???ってことを今思ってます。

さて今日も長文でしたが、おもしろかったですか?筆者は今日みたいな話は結構好きなんです。筆が止まらんです。時間が足らんです。この記事は固定ページにしておこうかな?当サイトはブログのページと固定ページに分かれてまして、上部メニュー欄の「Home」以外のページは全部固定ページになってます。固定ページは、後々でも読んでもらいたいなと思う記事が集まってますので、時間がある時のぞいてみてください。当サイトは移転して今に至りますので、まだ記事あまりないですけどね。今後めちゃめちゃ増えると思います。

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