ドル安が止まらなくなったら?ドルインデックスの三尊天井について

本日の注目イベント&経済指標

米大統領選・FRB・BOE

米大統領選と連邦議会選はバイデン氏でねじれの流れ。

  • 2020年11月5日、米メディアは、バイデン前副大統領は5日午後までに264人の選挙人を獲得したと報じた。過半数の270人に迫り、同氏の勝利が5日中にも決まるとの見方が強まっている。
  • 2020年11月5日、バイデン前副大統領が中西部の激戦州を相次ぎ制し過半数の選挙人の獲得に迫っている。日本時間6日0時時点でトランプ氏が214人、バイデン氏は253人。

トランプ氏はバイデン氏勝利のすべての州提訴するってことですけど。

一方、昨日はFOMCでした。

  • 2020年11月5日、FRBFOMC政策金利据え置きを決定。資産購入も継続する。声明文では「新型コロナウイルスは米国民と米経済に苦難をもたらしている」とし、ゼロ金利政策を長期にわたって続ける考えも改めて表明した。

姉妹サイト「株初心者のための株式投資と相場分析」で現状維持予想で、次回会合に向けて追加緩和示唆の可能性もあるって書いたと思いますが、追加緩和は議論のみで全然でしたね。前に書きましたが、GDPがスーパーリカバリーしましたし、大統領選もあってその方向だと思いますが、新型コロナ感染拡大続いてますし財政の崖もありますので、議論だけでいいのかな?大丈夫?ダメなんじゃない?っていう内容に筆者は見えましたが・・・。相場は大統領選見てますのであれですが、下がってもおかしくない内容だったと思います。「追加緩和示唆の可能性もある」って書いたのはマジだったんですけどね。なくてもおかしくないので「可能性もある」とか控えめにしたんですけど。ふーむ。

他方、BOEは緩和拡大。

  • 2020年11月5日、BOEは量的金融緩和策の拡大を発表。国債の買い入れ枠を1500億ポンド増やし、社債を含む残高目標を8950億ポンドに引き上げ。政策金利は据え置いた。経済と物価上昇率の回復に確証が得られるまで金融引き締めに動かない方針を改めて確認した。追加枠による国債購入は21年11に開始し、同年末にかけて続ける見通し。また、英政府は、新型コロナウイルスの影響で休業する人への給与支援策の延長を表明。21年3月末まで延長する。労働者の月額給与を2500ポンドまで80%肩代わりする。

英国は、コロナ感染拡大は収まらないですね。国民が対策何もやってませんから、ロックダウン当然みたいな。解除になってもまた繰り返しそうに思えますが・・・個人的に「ちょっとは頑張れよ」って思うんですけど。給与支援ってのは、ちょっと問題ありますよね。ふーむ。給与支援に関しては、筆者はトランプ氏と同意見ですが。

ドル安・ドルインデックス

さて、注目はドルですよね。以下はドルインデックス日足です。

大統領選の選挙速報の時からバイデン氏優勢でドル安の動きはわかりやすく出てましたので、ドル円104円割れもそのままの動きですが、今のところは8月からの保ち合い水準ですので、直近はこれを割るかどうかだと思います。

ただ、これを割っても、以下はドルインデックスの週足ですが、

2017年の安値水準、2018年安値水準のがあります。

そこがポイントで、ドルインデックスは2015年から三尊天井のような形を形成していますので、2018年安値水準の割れが今後あるかどうか、そこが大きなポイントだと思います。そこを割れば三尊天井完成の形になります。三尊天井が完成しても「だまし」はありますけどね。その解説はリンク先にありますのでよかったら。現時点では三尊天井は完成していません。2018年安値水準を割れば完成になりますから。今は大きな保ち合い水準で見る所で、三尊天井になるかもねって所です。

ただ、三尊天井が完成する流れとなった場合、期間は十分の三尊天井完成になりますので、信頼度は高くなるって見ておいた方がいいと思います。

また、姉妹サイト「株初心者のための株式投資と相場分析」の「直近のテクニカル分析」の「ドル円」の欄で、数か月ずっと載せてることがありますが、三尊天井完成となってドル安が止まらなくなった場合は危なっかしいので、以下にそれをコピペしておきます。ドル安が続いていくのであれば、おそらくこの話は出てくると思いますので、よかったら一読を。

  • 今後ドル安になる展開となって三尊天井が完成するような展開になったとすれば、ドル安がどこまでいくかはずっとチェックしておいた方がいいと思います。少々のドル安はどうでもいいですが、ドル安が止まらないようになったら米国の衰退を示し、世界の構図が変わって、まず米国への投資はやっちゃダメってことにもなりますのでドルの動向だけは逐一チェックしておくべきだと思います。米国は高水準の債務と貧富の格差が拡大しています。これは過去の経済・金融危機とよく似てて、貯蓄のない国は個人と一緒で破綻に直面します。過去、英国やオランダは債務拡大と通貨下落とともに衰退しましたので、今後のドルの動向は引き続き注目です。