本日の注目イベント&経済指標
- 日7月マネーストックM2
- 日4-6月期実質GDP ※
- 中国7月消費者物価指数 ※
- 豪準備銀行四半期金融政策報告
- 独6月貿易収支
- トルコ6月経常収支
- 英6月月次GDP ※
- 英4-6月期GDP ※
- 英6月鉱工業生産指数
- 英6月製造業生産指数
- 英6月貿易収支 ※
- インド6月鉱工業生産
- 米7月生産者物価指数(PPI)
抽選
昨日オリンピックの組織委員会からチケットの追加抽選のお知らせメールが届いてました。ご丁寧に送ってくれるんですね。ふむふむ。それでそれで?と思って読んでたら「1次抽選で1枚も当選されなかった方を対象に抽選を実施します」って書いてて、内容はこれまでニュースでやってたので知ってましたが、直接的に「1枚も当選されなかった方」って言われると、なんかちょっとグサッときました。「1枚も当選されなかった方」って2回ぐらい書いてましたし。笑 いや全くその通りなんですけどね。あほほど申し込んで1枚も当選しなかった全く運のないお前にチャンスをくれてやろう、って感じで思った筆者は、一昨日、旅行会社のオリンピックツアーも落選しましたしで、つくづく運ないなと実感した次第です。当選してほしいなぁ次は。
金利バタバタ
さて、昨日の主な材料は、
- 2019年8月8日、トランプ大統領は、FRBの高い金利がドル高を維持し、米国の製造業を不利にしている、私はドル高を喜んでいないとして、FRBに追加利下げを要求した。
- 2019年8月8日、ジョンソン首相が移民の人数制限撤廃や就労ビザ取得要件の緩和で科学分野の高度人材の受け入れを増やす方針を発表。ブレグジットを見据えたものとみられる。
- 2019年8月8日、中国7月対米輸出は前年同月比8%減の388億ドル。4か月連続減少。輸入は28%減の108億ドルで11カ月連続減少。輸出全体としては前年同月比3%増と2カ月ぶりに増加。輸入は6%減と3カ月連続で減少。
- 2019年8月8日、フィリピン中央銀行が利下げを決定。年4.5%から4.25%に。物価上昇が鈍ったためとしている。4-6月期の経済成長率が伸び悩んだことから景気刺激をはかる。
こんな感じです。
中国の貿易統計が市場予想以上だったって解説が多いと思いますが、昨日は人民元と米国30年国債落札、ジョンソン英首相のブレグジット後の総選挙報道が主だったかなと思います。ってことで米国の長期金利の動きですが、
こんな感じでした。ちなみに米国の長期金利が指標としているのは米国10年国債利回りですので、米国の長期金利を見る場合は米国10年国債利回りを見るんです。米国10年国債利回りのこれまでの推移は、姉妹サイト「株式マーケットデータ」で確認できますのでご利用ください。「米国債利回り」のページの「10年」の欄がそれにあたります。ちなみに、日本の長期金利を見る場合は、日本10年国債利回りを見ます。それも「株式マーケットデータ」で確認できますし、英国やドイツのもありますのでよかったら。
あと、金利って何?って解説は一通り揃えてます。当ページの右欄(スマホの場合はページ下部)に「金利特集」って欄があると思いますが、その欄に金利の主要な解説記事はだいたい揃ってます(姉妹サイトの記事含む)ので、量多いですがよかったら。
さて、長期金利はパツーンと上ヒゲついてて、これは中国の貿易統計と人民元が材料でした。その後、30年債の落札が好調であったことやブレグジット後の総選挙報道で債券買いが入った形。
で、チャート見る限りトレンドは変わってませんがローソク足は気迷いの状態。バタバタ。Fedウォッチも連日動きまくってますので、あまり油断ならん所だと思います。あ、2年債と10年債の利回り差が0.1%割ってきましたね。
NYダウ
一方、VIX指数は16まで下がってきて、株価も上昇の展開。
NYダウは日足でボリンジャーバンド-1σつかまえそうな所での引け。ほぼほぼ大引け坊主。売りポジションを移動平均線でいうなら、5日移動平均線抜けあたりで戦略的にはヘッジ。ここ数日のトレンドですしね。ただ、5日のボリンジャーバンド-3σ突き抜け時点で入れた筆者のヘッジがベストだったかなぁって感じです。まぁ一旦外して入れ直しましたけどね。NYダウは前日までのはらみ線からの反転の形でローソク足の組み合わせからすればそのままの形でモメンタムも弱りましたが、ボリンジャーバンド-1σや10日移動平均線抜いてるわけでもないのでトレンドが終わったって所ではなく、様子見する所だと思います。5日移動平均線割ったらヘッジ外せばいいですし。筆者の紹介しているトレードであれば、25650ドルまで下がってくればヘッジ外すか、このあたりで保ち合い作るならヘッジ外さずに様子見で、その保ち合いのブレイクアウトが出た時に判断するってことで見てます。株価上昇して楽観的な見方多くなってますが、筆者は楽観視しない方がいいと思ってます。ちなみにバフェット指標は8日時点で138。
ドル円
さて、ドル円ですが、日足で5日移動平均線が重いですね。トランプ氏のドル高ダメ発言も出ましたしね。まぁこれはこれまで書いてきた感じで、ドル安に持って行きたい姿勢丸出し。製造業持ち上げたいってのはずっと言ってましたし、ドル高は張れないって所です。トレード的には上手く行ってるので戦略的には変わりなく、短期トレンドの転換でヘッジかけるだけの対応でいいと思います。
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