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長短金利操作付き量的・質的金融緩和はヘリコプターマネー?

2016年9月のマーケット動向と投資戦略

先ほど、次の焦点になりそうなクリントン氏とトランプ氏の政策の違いの記事を上げておきましたので、よかったら参考にしてください。

ヒラリー・クリントン氏とトランプ氏の政策の違い

さて、今後はモンテパスキなど欧州銀行の動向も気になる所ですが、日本も21日に大きな政策転換がありましたので、それについて考察してみます。今回打ちだされた「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」の主な概要は以下のページを参照してください。

長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)とは

指値オペとは

オーバーシュート型コミットメントとは

2016年9月21日 日銀総裁会見 ノート

概要を踏まえた上で今回の政策のデメリットとしては、本当に長期金利をゼロに抑えきれるのかどうか、また、むしろデフレ化ではテーパリングになりやすいとも見れます。

一方で、この政策はヘリコプターマネー(ヘリマネ)の前段階と見ることもできると思います。というのも、長期金利をゼロに抑えるということは、今後、国がいくら国債をいくら発行しても金利は上がらないということです。財政政策による国債の増発で金利が上がって民間資金需要の充足が困難になる現象のことをクラウディングアウトと言いますが、この政策はこれに対応するものと考えられますので、実質的にこれはヘリマネを意味すると考えることができます。ただ、今市場はそういった視点では見てないように思います。イールドカーブのスティープ化に注目が集まっていますし、今回の政策は少し複雑な面がありますから、まだ対応できてないように思います。また、日銀総裁会見でも「財投債を買うことは今は検討していない」と会見ギリギリで発言してましたので、まだヘリマネを意識しづらいように思いますが、ヘリマネの動きは出ているように思います。いずれ、というか結構後かもしれませんが、国債を永久債に転換するような動きに移ってくると思いますので、諸々ちょっとだけ意識しておいてもいいかなぁと思います。まぁでも、今はテーパリングと意識されやすいかな??



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