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サッカーW杯、ロシア×スペインの試合めっちゃ面白かったですね。あれは盛り上がる。勝った方がどちらかは言わないでおきますが、勝っても、あの試合で燃え尽きちゃわないか心配になるぐらいの試合だったなぁって。あっ、クロアチア×デンマークもPK戦になってる!決勝トーナメントは厳しい試合になってきますね。
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今日は月曜恒例の「株初心者のための株式投資と相場分析方法」のトップページ(PC版のみ)の「直近のテクニカル分析」の欄のコピペですが、200日移動平均線について、ちょっと違う見方も書いておきましたので、[先週の展開]って欄から読んでもらいたいです。まぁこの200日移動平均線についての話は、またcharTradeで記事にしようと思ってますが、読んでおいてください。
加えて、先週末のNYダウの話と、今週は6月分のFOMC議事録が出てきますので、6月のFOMCはどんなことがあったとか、金利は今どんな局面?って話を「株初心者のための株式投資と相場分析方法」のトップページで書いておきましたので、そのコピペも入れておきます。金利の話は前に書いたように思いますが、覚えてないので一応入れておきます。
FOMCについては、クドローNEC(国家経済会議)委員長が先週、FRBは利上げ加速すべきでないとか、けん制入れてきてますので、政権とFRBのバッティングに対するFRBの出方なども今後見ていく所だと思います。まぁ6月のFOMC議事録で政権の保護主義に対して議論がどれほどなされてるのかはわかりませんけど、その辺も注目されていくだろうなと思います。
あと、「株初心者のための株式投資と相場分析方法」のトップページ(スマホの場合はメニュー「注目記事」)では、他もごちゃごちゃ書きましたので見ておいてください。
NYダウの話
さて、NYダウですが、金曜はザラバまぁまぁの上昇を見せて、一旦筆者はヘッジで様子見て、引け際1時間あたりで弱くなったので、ヘッジ外してそのままって感じです。NYダウは日足では10日移動平均線抑えのボリンジャーバンド-1σキープで、200日移動平均線割れ継続、MACDはシグナルもゼロライン割れで弱っちい形です。ただ、下方向のモメンタムが戻しつつある点が売り方にとってはウザい所ですし、28日の陽線が変化という意味ではウザい形でもあります。ここから下は節ありますしね。
一方、週足ではそこそこの形で、MACDがデッドクロスしてきてるのと、モメンタムもゼロライン割れで角度ついてしっかりって形になってて揉み合い水準ではあるものの売りはいい感じかなと思ってます。ただ、ボリンジャーバンド-1σを陰線で割ったものの、抜き方が甘い点がちょっとイヤかなって感じです。って、それはちょっと欲言い過ぎですけどね。笑
他方、月足はボリンジャーバンド+1σを抜けれなかったですね。金曜は200ドルぐらい下がってくれりゃよかったんですけど。
ってことで、日足と週足ではまぁまぁなので、今週は貿易摩擦で振らされそうですが、レジスタンラインとして10日移動平均線が効いてるので、10日移動平均線とボリンジャーバンド-1σを陽線でしっかり抜いてくるまでは売りはキープ。ただ、週足でモメンタムがいい感じなので、何かしらヘッドラインなどで日足で一旦それらを陽線で抜いても、ヘッジで対応して様子見って感じがいいかなって思ってます。最近、ローソク足の形とかまぁまぁアテにならない相場になってますし、今週は上にも下にも大きな動き出やすいかもしれないので、急激な動きには注意しながらって感じだと思います。
金利の話のコピペ
加えて、FOMC議事録も出てきますね。6月分ですが、フォワード・ガイダンスが削除された所です。
現在、長期的な政策金利見通しは2.9%。これまでフォワードガイダンスで、政策金利はこれを下回って推移するとしていましたが、それが削除されました。これまではそれをアテにして長期金利は3%程度を上限として推移していましたが、それが削除されたことによって、上限が取り払われた形になっています。つまり潜在的には上昇していく可能性は十分ある所です。
他方、短期的な中立金利の見通しとしては、NY連銀のウィリアムズ総裁が示している推計値で名目では2%程度です。現在、政策金利の誘導目標は1.75-200%程度で、次に利上げをすれば中立的、もしくは金融引き締め的になっていく所です。この観点からフォワードガイダンスが削除されました。ゆえに、節目の局面で、FOMCでメンバーがどのような見方をしているのか注目どころだと思います。
加えて、現在相場は貿易摩擦を見ている面が大きいと思います。今後、金融政策にしっかり目が行くのか、それぞれにおいて、マーケットが何で動いているのかを意識しながら相場を見ていく必要があると思います。
直近のテクニカル分析の欄のコピペ
[これまでの展開]
日経平均は、2017年9月からの上昇トレンド後に形成した2017年11月から12月末までの揉み合いの三角型のレジスタンスライン(上側の緑線)を、通常のテクニカル分析通り、大発会に上へブレイクアウト。その後、2018年1月9日から揉み合いの形を作りましたが、その揉み合いを下にブレイクアウトし、2月初旬に米国株式市場が大幅下落したことから、2017年11月から12月末の三角型のサポートライン(下側の緑線)を下へブレイクアウト。
下へのブレイクアウトは、これまでの上昇トレンドの否定の形。下降する可能性が高い形です。価格が三角型にしっかり戻せない場合は、下降の力が強いことを示します。
2018年2月初旬に200日移動平均線(オレンジ線)まで下落し、その後、200日移動平均線をサポートとしつつ、割る局面もありましたが、200日移動平均線近辺というのは相場がもたつきやすく、また、一旦割っても、再度一旦戻しやすい傾向があることから傾向通り反発の展開。
そして、4月5日に1月・2月・3月の高値を結んだレジスタンスラインを上にブレイクアウトしてから5日移動平均線や10日移動平均線をキープしながらジリ高で75日移動平均線や100日移動平均線を上抜ける展開。しかし、その後ジワジワ上がってドスンと下がるというリスク資産の典型的な形が出ました。
週足では3月末にボリンジャーバンドの-2σで反発し、+1σ近辺まで戻してきて反落した形でボリンジャーバンドの中心線を基準に揉み合いの中での推移。月足では、ボリンジャーバンド+2σから+1σでの推移中。2月3月の下落時も+1σをキープする形になっていますが、月足のMACDがシグナルとデッドクロスしており、ボリンジャーバンド+1σを割れば下落の勢いがつきそううです。
[先週の展開]
先週の日経平均は、日足ではボリンジャーバンド-2σをサポートとしつつも5日移動平均線を上抜けれずに引けています。例年の6月末の好需給の影響を考えると弱い展開。また、MACDのシグナルがゼロライン近辺で、これを割れば一段下落しやすくなり、加えて先週は、100日移動平均線と200日移動平均線がデッドクロスする珍しい形も出てきました。これに関しては以下のcharTradeの記事を参照してください。
100日・200日移動平均線を使った仕掛けのタイミング|charTrade(トレード手法)
週足では、ボリンジャーバンドの中心線を挟んだ展開でしたが、MACDがゼロラインより上でデッドクロスしかかっている点やモメンタムがマイナス圏で推移している点は注意が必要だと思います。
月足では、6月のローソク足が固まり、ボリンジャーバンドの+1σはキープしたものの、MACDがゼロラインより上でデッドクロスした点は注目だと思います。これを早く戻せず、ボリンジャーバンド+1σを割る展開となれば、下方向は見やすくなってくると思います。
[今後の展開予想と戦略]
先週、日足では100日移動平均線と200日移動平均線がデッドクロスしてきました。200日移動平均線が横ばいでない形でのデッドクロスなので、信頼度としては欠けるものの、ビッグトレンドになる可能性があるので、以後、100日移動平均線より価格が下で推移していくなら、基本戦略は戻り売りになります。以後、100日線や200日線の下で価格が推移する展開が明確になり、その後に戻りが来た所で、短期のトレンドが転換したのを確認してから売り仕掛けというのがリスク的には比較的低く、トレンドに乗れやすいトレードかなと思います。
他方、先週は200日移動平均線がサポートになったという見方があると思います。200日移動平均線の上抜け・下抜けは容易でない傾向があり、一旦抜けても戻しやすい面がありますが、200日移動平均線について見方が偏り過ぎていますので、違った視点から見た200日移動平均線の解説を入れておきます。
200日移動平均線は、概ね1年の平均線で、1年間の平均コストを示す移動平均線となります。ただ、これはそこまでアテになるとは考えにくく、確かに過去の投資家の平均コストにはなると考えられますが、基本的には実需以外の手仕舞いされていないポジションが重要なわけで、それが多いとは言えず、手仕舞いされたポジションはあまり関係がありません。心理面も大いにあると思いますが、200日移動平均線が極端に信頼できる移動平均線だとか、意味がある移動平均線だといった解釈は間違える可能性が十分あると考えられます。
その観点からすれば、100日移動平均線と200日移動平均線のゴールデンクロスやデッドクロスは珍しい形で、売買のシグナルとなりやすいですが、根本的にそれが信頼に足るシグナルとは信じ込まない方が妥当だと思います。
さて、今週は米中の関税の応酬や、重要指標が多く出てきますので、テクニカル面を無視した動きになりやすいと思いますが、短期的には、先週は結局、日経平均は日足で5日移動平均線を上回れなかったので、押しが効いた形とは判定できない所です。
日足では結構ポイントな所で、MACDの「MACD」はゼロラインを下回っており、シグナルもゼロラインを割ってくればもう一段下は見やすいですし、モメンタムもゼロライン近辺で推移しており、どちらに角度をつけて振れるか注目だと思います。基本的にはモメンタムが振れた方についていくのが妥当だと思います。
他方、下に振れた場合、日本の場合は日銀のETF買いがありますので、下は支えられやすいです。ゆえに、展開によって下でついていく場合は、強いモメンタムの明確なトレンドを確認した方がいいと思います。
そんな所かな?その他、何か書き忘れたこと等あれば「投資戦略」のブログで書きますので、よかったらそちらを読んでください。
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