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ジェフリー・ガンドラック氏の予測(2016年12月15日)

当ページは、2016年12月15日付けの債券王ジェフリー・ガンドラック氏のインタビュー記事を独自にまとめたものです。

トランプ氏当選を予測

世界や米国の既存の秩序への不満が高まり、ポピュリズムの機運は簡単には止められない。米国大統領の予測は、絶対勝てない候補を除外すれば当てやすい。今回のクリントン氏はそれにあたった。8年前にオバマ氏に大敗していた。

トランプラリー

トランプラリーはもうすぐ終わる。市場は財政拡大による景気上昇・株高と都合のいい解釈をしたが、現実的に財政支出の効果が出るのはまだ先。投資家はそれに幻滅して一進一退へ。

米国個人消費

トランプ支持者は大半が中低所得者。使う金はない。一方、反トランプ派は富裕層が多く、今回ショックを受け将来を悲観している。ゆえに消費は伸びない。

米国の長期金利

2016年夏から米国の長期金利は1%も上昇した。長期金利の上昇は住宅市場に悪影響。財政悪化を踏まえると今後5年で米国10年国債利回りは6%まで上昇するだろう。

米国の利上げ

2016年12月14日のFOMCでは、株高・物価上昇圧力・低失業率利上げする確率が高い。ただ、トランプ政権発足当初は景気が期待外れになって経済指標が弱含む可能性が高い。FRBは利上げに慎重になって1-3月期は様子を見るだろう。

有望な投資先

トランプ政権で有望な投資対象の代表は金融株。金融規制の見直し(ドットフランク法の緩和)、長期金利の上昇によって銀行の利益拡大が期待できる。米国金融株は今後1-2年で2倍になっても不思議でない。

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