米国の社債バブルについて(原因と影響)

 

米国の社債に投資マネーが流入


2017年、米国では株高と社債高が起こっており、投資家は世界経済の先行きに自信を示し、米国の社債市場に大きな関心を示す状況が続いています。世界的な金融緩和によって膨らんだ投資マネーは、高い利回りを求めており、米国の社債市場にも流入。社債に対する投資意欲の高まりは、リーマンショック後、急速に伸びています。社債への投資マネーの流入を反映して、社債と国債の利回りの差が縮小し、低コストで資金調達ができる企業は社債の発行を増やしています(社債の利回りは低下)。

 

 

米国で社債バブルが起こった場合の影響


上記の理由によって米国の社債市場は人気を集めていますが、社債のバブルを懸念する声も増えています。低コストで資金調達ができる企業は社債の発行を増やし社債市場は急拡大していますが、これはすなわち、米国の企業の借入が急拡大していることを意味し、投資家が積極的に企業に資金を貸し過ぎている懸念があります。企業のバランスシート債務が増える可能性があり、景気が悪化した場合に信用危機に発展する可能性があります。2001年や2007年の信用危機はこうして起こったことから、多くの投資家はバブルを懸念しています。信用危機が起こって、企業が社債を発行できなくなると、自社株買いができなくなるので、株式市場にとっては大きなマイナスの影響を与えやすいです。



 

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