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マイナス金利潰しが始まってる?

※この記事は「2016.10.8」に掲載したブログの内容です。

今日は休日・休場ですが、もしかしたら今世界でこういった流れが出てるんじゃないかな?って思いついたことがあるので書きます、仮説の話ですが、ピンとくる話かなと思うので是非読んでみてください。この話は「米国によるマイナス金利潰しが始まってるんじゃないか?」ってことが結論となるので、そこまで読んでみてください。

まずは、日本の政策についての話をします。
アベノミクスが始まって以降、量的・質的金融緩和で一定程度効果が出ました。ですが、そこで原油安が起こりました。筆者が考えるに、おそらくこの時点で日銀はヘリコプターマネーを視野に入れ始めたんじゃないかと思います。量で行きたかったけど、これで物価は上がらなくなったから、いずれヘリマネをやるために準備を整えなきゃならない。ヘリマネをやるにはクラウディングアウトの観点から、金利は抑えなければならないし、ゼロ金利は続けなきゃならないので、必然的にマイナス金利が必要になる。イールドカーブスティープ化しなきゃうるさいし金利も抑えなければならないのでイールドカーブコントロールを行った。現在はその段階で、一定程度様子を見た後、いずれヘリマネに移ると予想してます。

次に、昨今マーケットを揺るがす問題となったドイツ銀行問題についての話です。
ドイツ銀行問題は、ドイツ銀行に対して民間の訴訟を米司法省が訴えてるという形になっており、クレディスイスなどに対しても同様のことを行っています。この問題についてATP通信は、和解金は54億ドル程度に減額される、と報道していますが真偽はわかりません。また、この問題について債券王のジェフリー・ガンドラッグ氏は、ドイツ銀行問題がキッカケでマイナス金利は終わりに向かうかもしれない、と発言しています。これらのことから以下のことが考えられるように思います。

欧州と日本のマイナス金利政策を嫌がっているのは米国です。
マイナス金利によって、債券運用マネーが米国債に向かっており、長期金利は上がりにくくなっています。リーマンショック前も似たような現象が起こっていて、あの頃は中国マネーが米国債に大量に向かったため米国の長期金利は上がらなかった。そして米国の不動産バブルが膨張しました。現在もこれと同じで米国の不動産バブルは膨張しています。全く同じ現象が起こっていると見れます。現在、米国のネックとなっている要因の一つはマイナス金利と考えられるので、このドイツ銀行問題を皮切りにマイナス金利政策を収束させる動きに出てるんじゃないかと筆者は思いました。ってことで、「米国によるマイナス金利潰しが始まってるんじゃないか?」を今日の話の結論としてます。

今日の話はそこまでですが、続きがありますのでもうちょっと。
この仮説がいい線いってるとすれば、日本の今の政策にも問題が出てきます。現在の政策はマイナス金利ありきの政策ですので、この仮説が現実化すれば日本も大きな政策転換が必要となるかもしれません。おそらくその段階がテーパリングに入る段階だと今考えてまして、マイナス金利やめるとなるまでには時間がかかると思いますので、その間にヘリマネをやってしまうと考えてます。ゆえに、ヘリマネに移る段階はちょっと早いかもしれないなぁと考えています。前に書きましたが、次に世界の経済のけん引役になるのは日本の番だと思ってます。インドもあり得るんですが、おそらく日本じゃないかと思います。「アベノミクスⅡ」的なノリでバブルを起こすように仕向けるように思います。そうなれば、不動産関連、REITは買いになりますので、現在REIT結構下がってますよね?いい感じなので、その時に備えて今から銘柄の監視リストには入れておいてもいいんじゃないかなって思います。今買い推奨してるわけじゃないですよ。動きが出たら即買いできるように、チェックしといてもいいんじゃないかなと思ってます。もし、筆者のこれらの予想が何もかも全て間違っていたとしたら、監視リストに入れた不動産関連の銘柄やREITは、そっと消していただければなと思います。決して怒らず、荒げず、取り乱すことなく、そっと消していただければなと思います。笑

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