欧米株大幅下落、金利低下

 

筆者
おはようございます。

姉妹サイト「株式マーケットデータ」で「バルチック海運指数」の推移の掲載を開始しました。チャートと解説文も添えてますので、投資の参考にしてください。

 

さて、相場です。

  • 当ブログは、一般的でない用語等には全て解説記事のリンクを貼っています。わからない用語があればリンク先で確認してください。
  • 記事中に画像がある場合は、画像クリックで拡大。
  • テクニカル分析の話をしている場合、何も指定がなければ「日足」のことを書いてると思ってください。日足を指定する文言を筆者はよく書き忘れます。
  • ブログは概ね早朝5時時点における相場を見て書いてますので、為替などは日足が確定していません。
  • 投資の判断は自己責任でお願いします。

 

本日の注目イベント&経済指標
 

 

概況

さて、それよりも、欧米の株式市場を中心にしっかり下落する展開となってます。今日は通常はブログお休みの日ですが、休んでいる場合ではないと思いますので、テクニカル分析の観点を中心に色々書いていきます。

 

 

テクニカル分析

テクニカル分析とは

まずドル円です。
引き続きリスクオフの流れが出て、日足では昨日のスパイクロー的なローソク足を下抜ける展開となり、しっかり円高に振れてます。昨日ブログで、押し返された5日線をしっかり返す陽線が出なければ戻りは売られる形になりそうなので、それを主体としたトレードがいいんじゃないかなって書きましたが、それに準じる展開で、戻りを売っておいてしっかりとれたと思います。5分足中心に見るのがよさそうって書いてましたが、時間足でトレンド出まくってたので、筆者は時間足のトレンドに乗ってました。でも5分足でもトレンド出まくってたので、どちらでもとりやすい相場ではあったと思います。

一応筆者は、スキャルピング中心にして今残してるポジションはほとんどありませんが、昨日110円台前半に戻ってきた時に入れた売りは一応そのまま残してます。5日線と10日線で転換シグナルが出るまでは有効かなと思ってますが、ただ、もうボリンジャーバンドの-2σ割ってきてますし、ここから先は6月と4月のがありますから、返される可能性も十分ありそうです。今日は米国で消費者物価指数出てきますので、内容次第では一気に返される展開もありそうです。ただ、昨日のローソク足が丸坊主陰線でとても弱い形です。ゆえに、下がってる(円高)最中に売り入れちゃダメだと思いますが、この円高のトレンドが転換するまでは戻り売りが基本だと思います。一方で、もし今日、昨日の陰線を完全に返すような陽線が出た場合は一旦様子見だと思います。その場合、円安に振れやすくなると思いますので。

 

 

img_k039関連するテクニカル分析の解説ページ

さて、それよりNYの株式市場です。
まずNYダウですが、昨日は寄付きから10日線を割る展開で、すぐにボリンジャーバンドの-1σを割る展開となり、筆者が2個目のフラッグ型の上へのブレイクアウトで仕掛けた買いは、ここで利益確定となりました。NYダウに関しては、丸坊主の陰線で引けており、下げ止まりは確認できない状態ですので、引き続き下落する可能性は十分ある形となっているので注意が必要です。

ナスダックの下げも大きくなりました。
25日線をあっさり割っており、5日線や10日線の短期線が下向きですので、これを返せないうちは下落と見ておいた方がいいと思います。MACDモメンタムが共に売りを示していますので、弱いことに違いはないですが、ボリンジャーバンドの-2σで下げ止まるか注目だと思います。ただ、ナスダックは-3σまでの下げは普通にありますので、そこはチェックしておくのと、ここから下降トレンドに移行していくか要注目だと思います。

さて、S&P500です。
昨日のブログでS&P500は天井圏でのフラッグ型が出てるっぽいので、上にブレイクアウトするか下にブレイクアウトするか注目で、下にブレイクアウトすればついてったら面白いんじゃないかって書きましたが、即日でその形が出たので筆者はおって思ってました。 えっと、筆者はその通り、売りで仕掛けました。NYダウを利確してS&P500で売り仕掛けたので、結果的に途転のようにトレードをしました。ただ、前にNYダウでフラッグ型の下へのブレイクアウトで仕掛けてちゃぶつき喰らいましたから、今回もあまり信用はしてませんが、テクニカル分析では天井圏でのフラッグ型の下へのブレイクアウトは、基本的にはトレンド転換の形です。価格が上昇してフラッグ型の上辺に戻ってこない限りはそれは有効になりますので、今日時点のS&P500の形を見た限り、筆者はトレンド転換したと見てます。

それらを踏まえた上で、まとめとして書いておくと、NYダウは昨今の上昇トレンドは一服の形で、トレンド転換している形にはまだ見えない。ナスダックはまだ揉み合いの水準から脱しておらず下降トレンドに入ったとは言えないものの、今後下降トレンド入りするか注視。S&P500は相場転換を示唆している。下降トレンド入りの可能性は高い形。って感じです。

 

img_k039関連するテクニカル分析の解説ページ

ただですね、一つ大きな問題があって、S&P500はこれまで天井圏のフラッグ型の下へのブレイクアウトは何度かやってますが、頻繁にだましが発生してます。かなりアテにならないです。ゆえに、筆者は売りを仕掛けましたが、やられる可能性も高いなと思ってます。ゆえに、このトレードの場合、通常はフラッグ型の上辺にストップロスを入れますが、筆者は今日もし陽線で昨日の陰線の実体の半分以上の位置で引けるなり、今後、昨日の陰線の天井付近まで価格が戻してきたら即逃げようかなと思ってます。ヤバそうなら利益がある間に逃げるしね。そんな感じです。

日経平均に関しては、やはり揉み合いの下へのブレイクアウトの見方でよかったっぽいですね。やはりテクニカル分析通りの分析を行っていればそんなにミスらないように思います。今日は東京市場休場ですので、大阪の先物の価格を基にして書きますが、19350円まで下がってます。昨日の日経平均のEPSを基準に計算すると、PERで13.69倍まで下がってます。ただ、まだ13.69倍ですので、筆者はまだ魅力的に感じません。あくまで13倍台前半とその時の騰落レシオの水準。あと、このPERは右肩上がりのPERが基準となってますので、今後ドル円が108.31円を割るような展開となったり、先行き不安が高まって右肩下がりのPERが基準となれば、アテになりませんので注意が必要です。ちなみに、昨年はPER12.6倍ぐらいまで突っ込む場面がありましたので、13倍台前半まで下がった所で、騰落レシオやドル円の水準を見てどうしよっかなぁって考えるのがいいんじゃないかなと思ってます。

ってことで、今日は消費者物価指数出てきますし、FOMC議事録が出てきますので、結構振らされるような展開もあるかもしれません。あと、昨日は引き続き欧州の株式も軒並み下がりましたし、金利も低下しており、リスクオフ鮮明な感じですが、ここから下げ続けるって感じの展開はまだ筆者は予想できないです。イールドカーブはまだ立ってますので。一方で、FRBバランスシート縮小はおそらく9月ですし、利上げ局面でECBもテーパリングに向いてきてます。グレートアンワインドの影響が懸念されてますので、今後の展開は誰もわかるはずもなく、7の年のアノマリーもありますので、今、北のリスクが原因で下がってるって解説が多いですが、これキッカケにしてここからダダ下げの展開になっても何ら不思議ではないです。FRBとECBが金融引き締めの方向ですので、株は下がって当たり前だと思いますし、株にとって夏場はいい時期ではありませんので、株は逃げておくなり、方向性が変わるまでは戻り売りを基本にするなりかなぁと思います。



 

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注目記事


 

 

株式マーケットデータ


各種指標やデータは、姉妹サイト「株式マーケットデータ」で確認できます。以下は「株式マーケットデータ」の項目別のリンク先です。簡単な解説をつけておきましたので参考にしてください。

日本

  • 日本主要株価指数(日経平均株価・TOPIX・JPX400)
    日本の日々の主要株価指数をチェック!日経平均株価は値がさ株の動きに影響を受けやすい特徴があります。東証一部の全体の動向を見るにはTOPIXを。JPX400は優良株で構成されている株価指数です。

  • ドル建て日経平均
    日経平均をドル換算した株価指数。日本株をドル建ての資産として保有している外国人投資家から見た日経平均とも言えます。外国人投資家は日経平均株価を買いやすい水準かを見る際や外国人比率が高い銘柄を手掛ける際は要チェック。

  • ユーロ建て日経平均
    日経平均をユーロ換算した株価指数。東京市場のメインプレーヤーである欧州の投資家から見た日経平均とも言え、欧州の投資家のの日経平均におけるパフォーマンスが測れます。

  • 新興市場(東証二部・JASDAQ・マザーズ)
    新興市場は個人投資家主体の市場。各市場の特徴やをおさえて主要株価指数と対比して見るとお金の流れの把握や銘柄選定、効率のいい投資の役に立ちます。

  • REIT
    REITとは不動産投資信託のことです。分配金(株の配当金に相当)が魅力の金融商品です。為替の影響を受けにくいのが特徴。利回りは3ー5%で推移しやすく、3%では魅力なし。REITはインフレ率上昇が上昇要因で金利上昇が下落要因となります。

  • 日本国債利回り
    「日本の長期金利」と言う場合、「日本10年国債利回り」のことを指しています。その動向は、ローンや財政投融資など様々な金利に影響し、日本経済への影響が大きく金融政策の動向にも影響するため、必ず見ておかなくてはならない指標です。

  • 売買代金
    現在、東証一部の売買代金が2兆円以上なら市場は活況、2兆円以下なら閑散と判断するのが一般的です。

  • PER・EPS・PBR・配当利回り(日経平均)
    PERは、昨今何倍から何倍の間で推移しているかを見て割安・割高の判断を。EPSは断続的に上昇していれば株価上昇要因。ただし資産売却が多い局面でも上がるので注意が必要。PBRはリーマン時に0.8倍まで下がったことがあります。配当利回りは世界的に日本は低いので、長期金利との兼ね合いもあるが魅力薄い。株価が下がって配当が上がるのはクラッシュ前によくあるのでその点に注意が必要。

  • 日経VI
    日経VIとは」を参照してください。

  • NT倍率
    NT倍率の値が高ければ相対的に値がさ株が強く、低ければ株式数が多い銘柄が強い。

  • 騰落レシオ
    120%以上で買われ過ぎ、100%でフラット、70%以下で売られ過ぎを示します。
    ただし、騰落レシオは底値圏では一致指標となりやすいですが、高値圏では先行しやすい指標と見るのが一般的。株価上昇局面では機能しにくい面があるのが難点。

  • 移動平均乖離率
    通常、日経平均株価は移動平均乖離率±5%で推移しやすい。変動が大きい時で±7%あたりでおさまり、±10%は行き過ぎの傾向があります(個別銘柄の場合は水準が異なります)。

  • 空売り比率
    通常は20~30%で推移。20%割れで相場が天井圏になりやすく、30%以上になれば相場が底値圏になりやすいと見るのが一般的。ただ、昨今30%以上でずっと推移しているので、今アテにはならないかも・・・

  • 信用取引残高
    信用買残と信用売残の見方」「信用評価損益率の見方」「信用倍率とは」を参照。

  • 投資部門別売買状況
    投資部門別売買状況(投資主体別売買動向)」を参照。

  • 裁定取引
    裁定買残の見方と解説」を参照。

  • SQ値
    昨今、SQの週が高値をつけていればSQ後に下がりやすい傾向があり、安値をつけていればSQ後上がりやすい傾向があります。その他、SQの見方は「SQ(特別清算指数)とは」を参照。

  • プット・コール・レシオ(PCR)
    相場に弱気な投資家が増えれば上昇、強気な投資家が増えれば低下。通常は0.10-1.00で推移。急落時は4以上も。底値圏で急上昇しピークをつけやすく、相場転換時にPCRは反対に動き始めやすい。

  • 権利付き最終日・権利落ち日の日程(カレンダー)
    株主の権利を得るには、権利付き最終日に株式を保有し、翌日の権利落ち日まで持ち越す必要がある。権利落ち日に株式を売却しても株主の権利は得られる。ただし、権利落ち日には株主優待や配当金の分だけ株価が下落しやすい。

  • 満月・新月カレンダー
    満月や新月の日は地球の引力が微妙に変化して投資家心理を変化させやすいとされています。株式市場では満月や新月の日は相場が荒れやすいor転換点となりやすいというアノマリーがあります。

米国

  • NYダウ・NASDAQ・S&P500
    NYダウ
    輸送株やエネルギー株を中心に構成された株価指数。原油価格の動向に左右されやすく海外向けの企業が多いため米ドルの動向にも左右されやすい。ただ、銘柄入替が頻発で優良株ばかり集めた指数なので、下がりにくい特徴も。
    NASDAQ
    米国のベンチャー企業向けの株式市場。ハイテク株多い。日本株との連動性が高い市場とも言われています。
    S&P500
    米国株式市場全体の動向を見る際に利用される指数。米国の大型株の動向を示す指標として機関投資家の運用成績を計るベンチマークとしても利用されます。情報技術株や金融株、ヘルスヘア株、消費者・サービス株の割合が比較的高い指数。

  • ダウ・ジョーンズ輸送株平均(ダウ輸送株20種平均・ダウ輸送株指数)
    ダウ・ジョーンズ輸送株平均(ダウ輸送株20種平均・ダウ輸送株指数)は、米国市場において米国の景気の先行指標、NYダウの先行指標としてして認知されています。
  • SOX指数
    米国の半導体メーカーや半導体製造装置メーカーの全30銘柄で構成される株価指数。日本の半導体関連株の動向にも影響を与える。

  • 米国REIT指数
    REITを分析する(REIT指数の上昇・下落の要因)」を参照してください。

  • 米国債利回り
    経済大国である米国の「米国10年国債」は、金融商品の中でも最大の金融商品。「米国の長期金利」と言う場合、「米国10年国債利回り」のことを指しています。株でもFXでも「米国10年国債利回り」の動向を見ないなら投資はやめた方がいいと言える指標ですので必ず動向はチェックしておきましょう。見方は「金利差」を参照。

  • PER(NYダウ・ナスダック100・S&P500)
    米国のPERを見れる日本のサイトはあまりありませんので、是非活用してください。

  • VIX指数
    通常、14から24程度で推移。20i以上で先行き不安が高まり、11から12まで低下すれば楽観視する水準と見るのが一般的。相場が急落する局面では30以上まで上昇することもありますが、30以上は相場の底を示すことが多い。ただし、金融危機が起こった際には、VIXは89まで上昇したこともある。

  • VXD(ダウ版VIX指数)
    NYダウ(ダウ平均)版のVIX指数(恐怖指数)です。数値が高いほど投資家が先行き不安を抱いていることを示し、低いほど先行きを楽観視していることを示します。
  • VXN(ナスダック版VIX指数)
    ナスダック(NASDAQ100)版のVIX指数(恐怖指数)です。数値が高いほど投資家が先行き不安を抱いていることを示し、低いほど先行きを楽観視していることを示します。
  • スキュー指数
    起こりえないことが起こる可能性を示す指数。100が平常の状態、100以上で警戒心が高まっていることを示します。ブレグジットが決まった時は153.66まで上昇しました。

  • CAPEレシオ
    PERの一種。25倍に近づくと株価の過熱感が意識されて株価は下落に転じやすい傾向があります。機能する場合としない場合がある指標ですが、機能した時が怖いので見ておく必要がある。CAPEレシオが見れるサイトは日本では当サイトだけだと思いますので、是非活用してください。

  • Fedウォッチ
    今後開催されるFOMC(連邦公開市場委員会)で決定される米国の政策金利であるFFレートの誘導目標が変更される可能性を確率で表したもの。予想確率が70%以上で利上げする可能性が高いと見るのが一般的。

為替

商品

経済指標

各経済指標の推移を掲載しています。各経済指標の解説は、各ページの下部に解説ページのリンク先がありますので、そちらを参照してください。

日本

米国